[メイン] 冷泉麻子 : x5 3d6 #1 (3D6) > 9[3,2,4] > 9 #2 (3D6) > 16[5,5,6] > 16 #3 (3D6) > 12[6,4,2] > 12 #4 (3D6) > 11[1,6,4] > 11 #5 (3D6) > 11[3,3,5] > 11

[メイン] 中須かすみ : x5 3d6 #1 (3D6) > 7[1,5,1] > 7 #2 (3D6) > 6[1,2,3] > 6 #3 (3D6) > 10[2,2,6] > 10 #4 (3D6) > 12[3,6,3] > 12 #5 (3D6) > 11[2,3,6] > 11

[メイン] GM : 準備が宜しければ教えて下さい

[メイン] 冷泉麻子 : 教える

[メイン] 中須かすみ : 教えますぅ!

[メイン] GM : では…出航ですわ~!!!

[メイン] 中須かすみ : 出航です~~~~!!

[メイン] 冷泉麻子 : 出航だ~!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 導入

[メイン] GM : 麻子とかすみは、規則的な揺れとガタンゴトンという音の中、目を覚ます。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ん」

[メイン] 冷泉麻子 : 目を擦り、起きる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………?」

[メイン] 冷泉麻子 : 辺りをゆっくりと見渡す。

[メイン] 冷泉麻子 : …………。

[メイン] 冷泉麻子 : ここ、どこだ………?

[メイン] 冷泉麻子 : 私は、家で寝ていたはずでは……?

[メイン] 中須かすみ : 「………ふぁあ~~」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「かすみ……?」

[メイン] 中須かすみ : 間延びした声で。

[メイン] 中須かすみ : 「………んあ…?」

[メイン] 中須かすみ : ぱちくり

[メイン] 冷泉麻子 : ……私の幼馴染、中須かすみだ。

[メイン] 冷泉麻子 : 1つ年下の、な。

[メイン] 中須かすみ : 「………まま、麻子先輩ぃ!?」

[メイン] 冷泉麻子 : ……ふっ、なんだろうな。

[メイン] 冷泉麻子 : 少し不安だったが……。

[メイン] 冷泉麻子 : こいつの顔を見て

[メイン] 冷泉麻子 : なんだか安心した私がいる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「ああ、おはよう」

[メイン] 中須かすみ : あわてて髪型を整えて、顔もぴしっと

[メイン] 中須かすみ : 「はわわ………こほん」
「おっはよ~ございます!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ふっ、アイドルらしいな」
見た目を整えるかすみを見て。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……さて」

[メイン] 冷泉麻子 : 改めて、辺りを見渡す。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……かすみ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「ここがどこだか分かるか?」

[メイン] 中須かすみ : 「……可愛いのがかすみんですからね……はい?」

[メイン] 中須かすみ : 「……む?」

[メイン] 冷泉麻子 : ……可愛い、か。

[メイン] 冷泉麻子 : うん、まぁ、そうだな。

[メイン] 冷泉麻子 : こいつは可愛い。

[メイン] 冷泉麻子 : だが可愛いにも2種類ある。

[メイン] 中須かすみ : ……なんでこんな所に麻子さんがいるんです~~?
…油断してないか慌てて髪型チェックしちゃったじゃないですかぁ!

[メイン] 中須かすみ : ……あれ?というかそもそも…

[メイン] 冷泉麻子 : 愛玩犬を見た時に感じる可愛いと
綺麗なモデルを見た時に感じる可愛い。

[メイン] 中須かすみ : 「…ここ、どこです?」

[メイン] 冷泉麻子 : こいつは、前者だな。

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………。」

[メイン] 冷泉麻子 : 「かすみも分からない、か」

[メイン] GM : そこは席が向かい合わせのまま固定になった旧式の列車の中。座っている席や床は木製で、窓から外を見れば、一番前には蒸気をあげながら走る車両があり、それは電車ではなく汽車であることがわかる。

[メイン] 中須かすみ : 「……ほぇえ?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ん」

[メイン] 冷泉麻子 : 「珍しいな」

[メイン] 冷泉麻子 : 外を眺めながら。

[メイン] GM : 車内の乗客はやたら国際色豊かなのだが、2人は何故かその言葉を聞き取り、理解することができる。

[メイン] 冷泉麻子 : もくもくと立ち込める黒い煙を見て。

[メイン] 中須かすみ : 「……もってことは、麻子先輩も……というか、落ち着いてませんかぁ!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「汽車、か」

[メイン] 中須かすみ : 見知らぬ間にこんな所に来たのに!いつも通り過ぎますよぉ!

[メイン] 冷泉麻子 : 「………いや、まぁ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「驚いても、何も変わらないからな」

[メイン] 冷泉麻子 : 淡々と、そう語る。

[メイン] 中須かすみ : 「……むむ」

[メイン] 冷泉麻子 : それに、かすみの前だ。

[メイン] 冷泉麻子 : しゃんとしないとな。

[メイン] 中須かすみ : 「……そりゃまあ、そうですけど…」

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………」
周りの乗客を見て。

[メイン] 冷泉麻子 : 違和感。

[メイン] 中須かすみ : 言われて落ち着き。

[メイン] 冷泉麻子 : ……日本人ではない。

[メイン] 冷泉麻子 : なのに、言葉が分かる。

[メイン] 冷泉麻子 : 不思議だ。

[メイン] 冷泉麻子 : まるで、夢の中にいるようだな……。

[メイン] 中須かすみ : 辺りを見回してみる……

[メイン] 冷泉麻子 : 「………」
改めてかすみを見て、癒される。

[メイン] 中須かすみ : 外国人なのに、言葉がわかっている……?
ははぁん、これは。

[メイン] 冷泉麻子 : お前もお前で、通常営業じゃないか。

[メイン] 中須かすみ : 「かすみんの可愛さが国境を越えたって所ですねえ~」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………どうした、かすみ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………。」

[メイン] 中須かすみ : 「言葉がわかります!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「ああ、そうだろな」

[メイン] 中須かすみ : ふふんとどや顔。

[メイン] 冷泉麻子 : 適当に返事。

[メイン] 冷泉麻子 : まぁ、こいつは平均より顔面偏差値は上だ。

[メイン] 中須かすみ : さて、話してる内容は何でしょうか?
きっとかすみんの可愛さについて語ってるんでしょうね~

[メイン] 冷泉麻子 : だから可愛いに分類されることには間違いないだろう。

[メイン] 中須かすみ : と会話の内容に聞き耳してみたいですね

[メイン] 冷泉麻子 : さて、私は……改めて。

[メイン] 冷泉麻子 : 辺りを見渡し、目星だ。

[メイン] GM : その前に

[メイン] GM : また、2人はこれより前にやっていたことが思い出せず、さらに特に持ちものは何も持っていない。
2人がキョロキョロしていると、向かいに座る人物が2人に話しかけてくる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………む」

[メイン] 中須かすみ : 「………おや?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……お前もいたのか」

[メイン] 冷泉麻子 : 見知った顔だ。

[メイン] 宮沢 : 「君たちも器用な奴だな、夢の中で眠るなんて」

[メイン] 冷泉麻子 : 「うるさいな」

[メイン] 冷泉麻子 : 減らず口を……。

[メイン] 中須かすみ : 「ほぇ?……あーーーーー!!」

[メイン] 宮沢 : そう言って読んでいた本を閉じる。

[メイン] 中須かすみ : 宮沢を指さしてしまう。

[メイン] 中須かすみ : 「宮沢さんじゃないですかぁ!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………お前も、いつも通りだな」
宮沢をじっと見る。

[メイン] 中須かすみ : 「そうですよぉ、というか…夢?」

[メイン] GM : 彼は、宮沢正義という名前の探索者全員に馴染みのある人物で、たまに食事に行ったり出かけたりする程度には交流のある人物である。

[メイン] 冷泉麻子 : ……かすみ、他の乗客の目が、痛いぞ。

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………。」

[メイン] 冷泉麻子 : 夢、確かに……宮沢はそう言ったな。

[メイン] 中須かすみ : 麻子からは他の乗客の視線が当たっているように見えるだろう。
しかし当の本人はまったく気にしていない。

[メイン] 冷泉麻子 : ………フッ、こいつもこいつでいつも通りだ。
それが逆に安心する。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……さて、聞かせてもらおうか宮沢」

[メイン] 冷泉麻子 : 「ここはどこだ、夢とはなんだ」

[メイン] 宮沢 : 「まったく、眠っていたら静かだったが、起きたら起きたで騒がしいな」

[メイン] 宮沢 : 「ここがどこかって?さぁな。俺にも実はさっぱりなんだ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「それがかすみだからな」

[メイン] 冷泉麻子 : フッ、と笑い。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………そうなのか」

[メイン] 中須かすみ : 「……あ、今バカにしましたね」

[メイン] 中須かすみ : ジト目で麻子を見つつ

[メイン] 冷泉麻子 : 「いや、別に」
かすみから視線を逸らす。

[メイン] 中須かすみ : ………ジト目を続けつつ。

[メイン] 中須かすみ : 「……むう、でも宮沢さんでも知りませんか……おや、その本はどうしたんです?」

[メイン] 宮沢 : 「ああ、これか?」
そう言って本を見せる

[メイン] 中須かすみ : 手に持っていた本に目が行く。
……かすみんたちが起きた時には何も持っていなかったような?

[メイン] 冷泉麻子 : 「……銀河鉄道の夜」

[メイン] 宮沢 : 「そう『銀河鉄道の夜』だよ」

[メイン] 冷泉麻子 : ………ふむ。

[メイン] 冷泉麻子 : 確か、あの話は……汽車に乗って……。

[メイン] 中須かすみ : 「知ってるんですか麻子さん!」

[メイン] 宮沢 : 「俺のお気に入りなんだ」

[メイン] 中須かすみ : ジト目を尊敬の目に変えて。

[メイン] 冷泉麻子 : 「ん、ああ、少しだけな」
かすみの方を向き、頷く。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ふむ、宮沢のお気に入りか」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ふむ…なんだろうな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……」
ふと、車窓の外を眺める。

[メイン] 冷泉麻子 : GM、外には何がある?
何が見える?

[メイン] 中須かすみ : 「へえ…?」
そう言えば…大昔に読んだような……?

[メイン] GM : 湖とリンドウの花畑の景色が見えますね

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………綺麗、だな」

[メイン] 冷泉麻子 : ぼーっと、外を眺める。

[メイン] 冷泉麻子 : ……ここは目星できるか?

[メイン] GM : 探索するなら進めますね

[メイン] 宮沢 : 「うっ…」
苦しそうに腹を押さえる

[メイン] 中須かすみ : む、その前に中で調べたい感はあります

[メイン] 冷泉麻子 : 「………っ!?」

[メイン] 中須かすみ : 「……! どうされましたか!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 咄嗟に、宮沢の方を向き、近寄る。

[メイン] 宮沢 : 「悪い。少し腹の調子が悪いみたいだ。トイレに行ってくる」

[メイン] 冷泉麻子 : 「どうした……大丈夫か」

[メイン] 中須かすみ : 慌てて近づく。

[メイン] 宮沢 : 「大丈夫だ。心配はいらないよ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ふむ、変な物でも食べたのか」

[メイン] 冷泉麻子 : じっと、宮沢を見る。

[メイン] 中須かすみ : 「……トイレなんてあるんですねえ」

[メイン] 宮沢 : 「それじゃまたあとで」
席を立って別の車両へ向かう

[メイン] 冷泉麻子 : 「おう」

[メイン] 冷泉麻子 : 手を小さく振る。

[メイン] 中須かすみ : 「はぁ~い、お気をつけて」

[メイン] 冷泉麻子 : …………心配、と言えば、心配だな。

[メイン] 冷泉麻子 : まぁ、ただの腹痛だろう。

[メイン] 中須かすみ : スマイル&手を振って可愛い仕草。

[メイン] 冷泉麻子 : 視線をかすみの方へ戻し。

[メイン] 冷泉麻子 : ……うむ、アイドルしているな……。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……さて、かすみ」

[メイン] 中須かすみ : 「……おや?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……なんだろうな、何となくなんだが……」

[メイン] 中須かすみ : 顔を麻子の方に向けて。

[メイン] 冷泉麻子 : 「『銀河鉄道の夜』の世界、そのものにいるような……そんな感じがするんだ」

[メイン] 冷泉麻子 : ……自分でも何を言っているのかサッパリだな。

[メイン] 冷泉麻子 : だが、そう思ってしまったのだから、仕方あるまい。

[メイン] 中須かすみ : なんですか、そんなにかすみんの可愛さが見たく……
…なんです真面目な話ですね

[メイン] 中須かすみ : 「……あ、そうですね」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………あー、はいはい」

[メイン] 冷泉麻子 : かすみの思考を察し。

[メイン] 冷泉麻子 : 「あと可愛いな、うん」

[メイン] 中須かすみ : 「確かにそん……ほぇえ!」

[メイン] 冷泉麻子 : フン、何年幼馴染やっていると思っているんだ。

[メイン] 冷泉麻子 : 言ってほしい言葉など分かる。

[メイン] 中須かすみ : 可愛いと言われてまんざらじゃない顔。
なんですか、わかってきてるじゃないですか麻子せんぱぁ~い!

[メイン] 冷泉麻子 : 「……やっぱり調子に乗るな」

[メイン] 冷泉麻子 : おでこにテコピン。

[メイン] 中須かすみ : 「…あぐぅ!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………さて、話を戻すぞ」

[メイン] 中須かすみ : ぺし、と打たれて座席に体重を乗せる。

[メイン] 中須かすみ : 「あーえっと…『銀河鉄道の夜』…でしたよね」

[メイン] 冷泉麻子 : 頷く。

[メイン] 中須かすみ : 「……そんな気がします、銀河を汽車が走る……だなんて
それだけ印象深かったので、覚えています」

[メイン] 中須かすみ : 大昔に……読んだ。
なんでこんなのを覚えているのか?それは、今でも思い出せます。

[メイン] 中須かすみ : 幼馴染である麻子先輩と一緒に読んだからです。

[メイン] 中須かすみ : あの時二人でこの光景を想像し、その幻想感を共有し合った…
その印象が残っています。

[メイン] 中須かすみ : 「……とはいえ肝心の内容覚えてないんですよね、むうん」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……私も読んだのは随分前だからな……」
頭を掻きながら。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………この後どうなるのか……」

[メイン] 冷泉麻子 : しばらく考えた後。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………夢にしろ、どうにしろ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「私達は、見知らぬ汽車に乗せられ、どこかに運ばれているわけだ」

[メイン] 中須かすみ : 「……む、ですね」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ゆったりとくつろいでいるわけにもいくまい」

[メイン] 中須かすみ : ……異常事態には変わりありません。
例えこの状況が、ファンタジーらしいものでも。

[メイン] 冷泉麻子 : 幻想的な、外の景色を眺めながら。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……少し歩くぞ、かすみ」

[メイン] 冷泉麻子 : 立ち上がり、手を差し伸べる。

[メイン] 中須かすみ : 「……はい、そうしましょう」

[メイン] 中須かすみ : ……それでもこんな時だとしても冷静でいられる先輩に、安心を覚えて。

[メイン] 中須かすみ : その手を握り、立つ。

[メイン] 冷泉麻子 : ……その手の温もりに、また、安心感を抱きつつ。

[メイン] 冷泉麻子 : かすみをどうにか元の世界に帰さねば、という焦燥感もまた抱きつつ。

[メイン] 冷泉麻子 : ……辺りを目星だ

[メイン] 中須かすみ : ……立つ時に、乗客の話が耳へと届いてくる。

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 冷泉麻子 : ccb<=95 戦車道 (1D100<=95) > 73 > 成功

[メイン] 中須かすみ : 乗客の話に聞き耳です!

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 中須かすみ : CCB<=90 アイドル(説得/信用/回避/芸術:歌/目星/聞き耳) (1D100<=90) > 45 > 成功

[メイン] GM : まずは目星の方から処理します

[メイン] GM : 窓の向こうにはガラスよりも透き通った美しい湖が広がり、線路の際には紫色のリンドウの花が咲き乱れ、風に合わせて一斉に揺れている。そして空は、夕方かあるいは夜明けか、うまく区別のつかない紫色をしている。

[メイン] GM : また、宮沢の座っていた席の真上にある荷物棚には、紙袋が置いてある。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………まるで宇宙、だな」
ぼそりと呟きながら。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ん」
紙袋に目をやり。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……席をがら空きにして放置するわけにもいくまい、持っていってやろう」

[メイン] 中須かすみ : 「宇宙……」
確かにこの現実離れした場所は、その様にも見えます…

[メイン] 冷泉麻子 : 「……あまりうっとりしすぎるなよ、かすみ」

[メイン] 冷泉麻子 : じーっと、かすみの横顔を見て。

[メイン] 中須かすみ : 「……ははぁ!?し、してませんよ?」

[メイン] 冷泉麻子 : 手には紙袋が。

[メイン] 中須かすみ : 「ただ可愛いとは思いましたが……かすみんの可愛さには……む」

[メイン] 冷泉麻子 : 「はいはい、かすみの可愛さには勝てないな」

[メイン] 中須かすみ : 「……はは~ん、これは宮沢さんのですね」

[メイン] 冷泉麻子 : 「ん、ああ、そうだ」

[メイン] 中須かすみ : 何かたくらんだような顔をして。

[メイン] 中須かすみ : 「……ズバリ、覗いちゃいましょう」

[メイン] 冷泉麻子 : 「盗まれでもしたら恨まれかねないからな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………。」

[メイン] 冷泉麻子 : ……ふむ。

[メイン] 冷泉麻子 : かすみのこういう時の感覚は、良い方向に運ぶ時が、たまーにある。

[メイン] 冷泉麻子 : そうだな……今回は、それに乗ってみるか。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……いいだろう」

[メイン] 冷泉麻子 : 紙袋を、開ける。

[メイン] GM : 血色の手跡のついた女性もののハンドバッグ、封筒に入った現金三十万円、血のついた包丁が出てくる。
これらを見てしまった探索者は不吉な予感にSANc(0/1)

[メイン] 中須かすみ : 実際は何にも考えていない。
なにか秘密があったら暴きたくなってしまうかすみんなのです!

[メイン] 冷泉麻子 : 咄嗟に隠す。

[メイン] 冷泉麻子 : かすみには見せない。

[メイン] 冷泉麻子 : 1d100<=55 SANc (1D100<=55) > 51 > 成功

[メイン] 中須かすみ : 「…?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………かすみ、よく聞いてくれ」

[メイン] 中須かすみ : その様子を見て、はてなマークを浮かべて。

[メイン] 冷泉麻子 : 「中には、まず女性もののバッグ ……アイツが持つはずのない、な」

[メイン] 冷泉麻子 : 「そして、金だ 30万くらいはあった」

[メイン] 中須かすみ : 「は、はあ……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……最後には……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……血のついた、包丁だ」

[メイン] 冷泉麻子 : 無表情で、淡々と語る。

[メイン] 中須かすみ : 突拍子もなさそうな言葉の連続、しかし冗談を言うような人でもないので耳を傾けていると。

[メイン] 中須かすみ : 「……は、ぃ……ええ?!」

[メイン] 中須かすみ : ごくり、と唾をのんで。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………嘘じゃないぞ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「だからこそ、かすみには中身は見せん」

[メイン] 中須かすみ : 「………」
唇をぎゅっと閉める。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………なんだ、想像以上に、ここは」

[メイン] 冷泉麻子 : 「ヤバい場所かもしれん」

[メイン] 冷泉麻子 : 冷や汗が、麻子の首筋を伝う。

[メイン] 中須かすみ : 先ほども思った、麻子先輩は冗談を言わない。
ましてやそんなこと……

[メイン] 中須かすみ : 「…………」

[メイン] 中須かすみ : 「大丈夫ですよ、麻子先輩」

[メイン] 中須かすみ : 「どんな場所でも、あなたのかすみんが付いてますから!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ん」

[メイン] 中須かすみ : その汗をぬぐうように指を動かし。

[メイン] 冷泉麻子 : なんだコイツ、すらすらと照れ臭いことを。

[メイン] 冷泉麻子 : 「あ……… ……うむ……ありがとう」

[メイン] 中須かすみ : 「…ふふん!」

[メイン] 中須かすみ : ……正直、かすみんだって怖いです。
その言葉が本当なら、どういう事が身に降りかかるかわかりませんし。

[メイン] 中須かすみ : でも、ここで一緒に怖じ気つくのは可愛くありませんし。
…それに、誰かの求める存在でいるのもアイドルですから!

[メイン] GM : では聞き耳の処理に移ります

[メイン] GM : 旧式の列車の車内は人がまばらに乗っていて、皆それぞれの時間を過ごしている。
特に探索者たちに関係があったり、重要なことは話してはいないようだ。

[メイン] 中須かすみ : ふぅ~む。

[メイン] 中須かすみ : 耳を澄ましてみましたが、全くかすみんの事話してませんね。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……何をやっているんだかすみ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「行くぞ」

[メイン] 冷泉麻子 : 手を引っ張る。

[メイン] 中須かすみ : 「あわわ、引っ張らないでください~!」

[メイン] 中須かすみ : そのまま連れていかれる。

[メイン] 冷泉麻子 : ………ふむ、それにしても身軽だ……うん?

[メイン] 冷泉麻子 : ……携帯も無いのか、なるほど……。

[メイン] 冷泉麻子 : 本当に夢の中なのだろうか……。

[メイン] 冷泉麻子 :  

[メイン] 冷泉麻子 :  

[メイン] 冷泉麻子 :  

[メイン] 冷泉麻子 : 汽車の中を移動できるか?

[メイン] GM : できますよ

[メイン] 中須かすみ :

[メイン] 冷泉麻子 : 移動可能な場所を教えてほしい

[メイン] GM : 前後の車両でしょうか
行かなくてもシナリオは進みますが

[メイン] 冷泉麻子 : ふむ

[メイン] 中須かすみ : むむ?

[メイン] 冷泉麻子 : 行く必要はないのか

[メイン] GM : ぶっちゃけるとSANcです

[メイン] 中須かすみ : こわい

[メイン] 冷泉麻子 : 何があるのか見たい

[メイン] 冷泉麻子 :  

[メイン] 冷泉麻子 : 「……かすみ、少し待っててくれ」

[メイン] 冷泉麻子 : そう言い、汽車の前方の扉を開け、向かってみる。

[メイン] 中須かすみ : 「わわ~腕が伸びちゃいます……んむっ…?」

[メイン] 中須かすみ : 「……しょーがないですね、戻ってきてくださいよ」

[メイン] 冷泉麻子 : ……不吉な予感がした。私一人で確かめる必要があるだろう。

[メイン] GM : 麻子が別の車両へ移動しようとした場合、車両と車両の間のスペースを抜け、扉を開けるとなぜか元いた車両に戻ってくる。
この不思議な体験をした麻子はSANc(0/1)

[メイン] 中須かすみ : ……あの麻子先輩が考え無しに行動するとは思えませんからね

[メイン] 冷泉麻子 : 「………何っ!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 1d100<=55 SANc (1D100<=55) > 35 > 成功

[メイン] 冷泉麻子 : 麻子は、後ろの扉前にいた。

[メイン] 中須かすみ : 「ふんふん~……え?」

[メイン] 冷泉麻子 : ずっと前方に、かすみ。

[メイン] 中須かすみ : 声に気づき、振り向くと…そこには。

[メイン] 中須かすみ : ……麻子先輩の姿。

[メイン] 冷泉麻子 : 脂汗が滲み出る。

[メイン] 中須かすみ : 「な、ぁ……どう、いう…こと……です?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………」

[メイン] 冷泉麻子 : すぐにかすみの方へ駆け寄り。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……大丈夫だ」

[メイン] 中須かすみ : 流石のかすみんも…これには、驚いて。
……声が詰まる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「夢だ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「それに、私がいる」

[メイン] 冷泉麻子 : 「安心しろ」

[メイン] 中須かすみ : 「……あ」

[メイン] 冷泉麻子 : かすみの肩に手を置き、そう語る。

[メイン] 中須かすみ : 「そうですね、今の顔は…」

[メイン] 中須かすみ : 「可愛くありませんでした!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「可愛くない」

[メイン] 冷泉麻子 : ほぼ同時にそう言う。

[メイン] 中須かすみ : その返しに、にっとそう笑って。

[メイン] 冷泉麻子 : 麻子もまた、少し口角を上げ、笑う。

[メイン] 中須かすみ : 「ふふん、気が合いますね」
にこっとスマイルで。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ああ」

[メイン] 冷泉麻子 : そうだ、かすみはこうでなくてはな。

[メイン] 冷泉麻子 : お前には、笑顔しか似合わん。

[メイン] 冷泉麻子 : 怖がる表情など見せるな、私に。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………さて、これは……うむ」

[メイン] 冷泉麻子 : ……トイレへ向かった宮沢が……。

[メイン] 中須かすみ : …なんですか、もう…やっぱり、麻子先輩ですね
かすみんの可愛さを、わかってくれてる大切な幼馴染であり先輩です

[メイン] 冷泉麻子 : 少し、少しだけ。

[メイン] 冷泉麻子 : きな臭い。

[メイン] 冷泉麻子 : それに、この紙袋について問いただす必要もあるだろう。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……かすみ、席に戻るぞ」

[メイン] 冷泉麻子 : ……待っていれば、戻ってくるだろう。

[メイン] 中須かすみ : 「了解ですぅ~!」

[メイン] 中須かすみ : ぴしっとポーズ、そのままとてとてと座席に戻って座る。

[メイン] 冷泉麻子 : 車窓に肘をつけ、外をぼーっと眺める。

[メイン] 中須かすみ : 車窓の反射を利用して、髪型を可愛くできているか確認している。

[メイン] GM : あなたたちが席に座ってしばらくすると、宮沢が戻ってきます

[メイン] 宮沢 : 「ただいま」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………」
目を動かし、宮沢を向く。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………よう、長かったな」

[メイン] 中須かすみ : 「おかえりなさい!」

[メイン] 宮沢 : 「なんか体調が優れなくてな」

[メイン] 冷泉麻子 : 真顔で、じっと見る。

[メイン] 中須かすみ : 「あなたが戻ってくるまで、かすみんはず~っと可愛かったですから安心してくださいね~」

[メイン] 冷泉麻子 : 「聞きたいことは山ほどある」

[メイン] 冷泉麻子 : ………かすみは本当に通常営業だな。

[メイン] 宮沢 : 「……?聞きたいこと?なんだ?」

[メイン] 中須かすみ : そう言いながらも、宮沢の顔は見て。

[メイン] 冷泉麻子 : 「まずはそうだな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「これはなんだ」

[メイン] 冷泉麻子 : 宮沢に紙袋の中を見せる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「お前の席の上にあったぞ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「お前の荷物なんだろう?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「違うか」

[メイン] 冷泉麻子 : じっと、見る。

[メイン] 宮沢 : 「……覚えがない」
青ざめた顔で答える。

[メイン] 冷泉麻子 : 心理学 80だ

[メイン] GM : わかりました

[メイン] 中須かすみ : かすみんも振ります~

[メイン] 冷泉麻子 : ん、私が振っていいのか

[メイン] 中須かすみ : 同じく80ですね

[メイン] GM : sccb<=80 (1D100<=80) > 63 > 成功

[メイン] GM : 宮沢がこれらの荷物に普通以上の恐怖を抱いていることがわかる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………」

[メイン] 冷泉麻子 : 「そういうことにしておいてやる」

[メイン] 冷泉麻子 : ……十中八九、コイツの物……或いは。

[メイン] 中須かすみ : ……可愛いを目指す以上、相手の気分を見る技術は必要で。

[メイン] 冷泉麻子 : 宮沢に関係する物……だな。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……さて、もう1つ質問だ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「お前はトイレに行くと言ったな」

[メイン] 中須かすみ : …相手の心理状況はなんとなくわかる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「私達も向かおうと思ったが、行けなかったぞ」

[メイン] 宮沢 : 「ああ」

[メイン] 中須かすみ : こくりと頷く。

[メイン] 冷泉麻子 : 「ずっとこの車両をループすることになった」

[メイン] 宮沢 : 「……?どういうことだ?俺をからかってるのか?」

[メイン] 中須かすみ : ……何で行けたんでしょうねえ、こんなループしてるのに

[メイン] 中須かすみ : 「んえ?……む」

[メイン] 冷泉麻子 : 「私が過去に冗談の1つでも吐いたことがあると思うか」

[メイン] 中須かすみ : じーっと、宮沢の顔を見つめる

[メイン] 冷泉麻子 : じっと、真顔で、宮沢を見つめる。

[メイン] 冷泉麻子 : ………友人を責めるつもりはないが。

[メイン] 宮沢 : 「だけど俺は確かにトイレに…」

[メイン] 中須かすみ : 「ふぅ~~む」

[メイン] 冷泉麻子 : 怪しい、は拭わねばな。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……いいだろう、そういうことにしておいてやる」

[メイン] 中須かすみ : じろじろと見て。
「まあそれならそうなんでしょう」

[メイン] 冷泉麻子 : 「私からは以上だ」

[メイン] 宮沢 : 「わかった。なにか余計な心配とかさせてるのなら謝っておく」

[メイン] 冷泉麻子 : ………む…。

[メイン] 宮沢 : 「だけど俺は本当にわからないし知らない」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……いや、こちらこそ、すまない」

[メイン] 冷泉麻子 : 頭を少し下げる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「責め立てるような形になってしまったな」

[メイン] 中須かすみ : むむむ。
……なんだか悪いことをしてしまった気分です、責めてるような…

[メイン] 冷泉麻子 : やはり、罪悪感は湧く。

[メイン] 中須かすみ : 「……かすみんもそのう…ごめんなさい」

[メイン] 中須かすみ : その心に従って、謝る。

[メイン] 冷泉麻子 : ……フッ、かすみも優しいな。

[メイン] 冷泉麻子 : それに奇しくも、私と同じタイミングで……。

[メイン] 宮沢 : 「いいよ。君らも状況がわからず動転してるんだろうし」

[メイン] 冷泉麻子 : 全く、これだから幼馴染は……。

[メイン] 中須かすみ : ……なんですかこっち見て…
もう、かすみんは子どもじゃないんですから!

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ああ、そうだな……動転は、してるな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……このまま私達は、どこへ連れていかれるのだろうな」

[メイン] 中須かすみ : 「でもですよ、ループしたのは確かですし……
…宮沢さんも、一緒に来てくださいよぉ~!」

[メイン] 中須かすみ : 立ち上がって、ぐいぐいと宮沢の腕を引っ張る。

[メイン] 冷泉麻子 : ……ほう。

[メイン] 冷泉麻子 : ……それはいい試しだな。

[メイン] 冷泉麻子 : 「ああ、一緒に来てくれ、宮沢」

[メイン] 冷泉麻子 : 席を立ちあがる。

[メイン] 宮沢 : 「おっおい!?」
引っぱられ、立ち上がる。

[メイン] 中須かすみ : 「一名様ご案内ですよ~」

[メイン] 中須かすみ : そのまま宮沢さんと一緒に、列車の前…を通ってみましょうか

[メイン] 冷泉麻子 : ……宮沢を目星したいな、その間に

[メイン] 中須かすみ :

[メイン] GM : 3人が別の車両へ移ろうとしたその時、延々続くかと思われた湖とリンドウの花畑の景色の中に突然まばゆいばかりの光が差し、電車に乗っていた乗客たちは立ち上がり、数珠やら十字架やらをもって祈りを捧げる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………うおっ……!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 光に目を細め。

[メイン] 中須かすみ : 「うわわわぁぁ!?!?!」

[メイン] 冷泉麻子 : 辺りを見渡し……。

[メイン] 冷泉麻子 : ……数珠……?十字架……?

[メイン] 冷泉麻子 : おい

[メイン] 冷泉麻子 : おいおいおい

[メイン] 冷泉麻子 : なんだ、それは

[メイン] 冷泉麻子 : 何を持っているんだ

[メイン] 中須かすみ : 光に圧倒されてぐわーっとなっている。

[メイン] GM : 彼らは何度も救いを求め、中には涙を流しているものさえいるかもしれない。光をよく見ると、奥に頭に植物でできた冠を乗せた青年の影のようなものが見える。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……かすみ、これは……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………」
青年の姿をじっと見る。

[メイン] GM : ここで探索者は<POW×5>のロール。

[メイン] 冷泉麻子 : ……って、何やってるんだかすみ。

[メイン] 冷泉麻子 : リアクション芸人か、お前は。

[メイン] 冷泉麻子 : ccb<=60 POW×5 (1D100<=60) > 98 > 致命的失敗

[メイン] 冷泉麻子 : 🌈

[メイン] 中須かすみ : 「…うぅ、おわぁ……麻子先輩…」

[メイン] 中須かすみ : 🌈

[メイン] 中須かすみ : CCB<=60 (1D100<=60) > 7 > スペシャル

[メイン] 冷泉麻子 : よくやった!

[メイン] 中須かすみ : ここで失敗は割と危なそうですけど…さてはて…

[メイン] GM : 光の中に見えた青年の像が歪み、何とも言えない不気味な影が麻子に笑いかけたような気がする。その笑みは極めて邪悪で、見たその瞬間から酷く不安な気持ちにさせられる。SANc(1d3+1/1d5+1)

[メイン] 冷泉麻子 : おわァァアアア~~~~!!

[メイン] 冷泉麻子 : 1d100<=55 SANc (1D100<=55) > 41 > 成功

[メイン] 冷泉麻子 : 1d3+1 (1D3+1) > 2[2]+1 > 3

[メイン] system : [ 冷泉麻子 ] SAN : 55 → 52

[メイン] 冷泉麻子 : 「ぃっ……!?」

[メイン] 冷泉麻子 : ぞわり、悪寒。

[メイン] 中須かすみ : 「………!!」

[メイン] 冷泉麻子 : なんだ、あれは。人間、なのか……?い、いや、違う。

[メイン] 冷泉麻子 : 神……いや、それも違う……!もっと邪悪な、何か……!

[メイン] 宮沢 : 「なっ…!?」

[メイン] 中須かすみ : 麻子先輩の顔色が……変わった…!
……これは、…いけない…!

[メイン] 中須かすみ : ぎゅっと、麻子先輩の手を握り。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……!」

[メイン] 冷泉麻子 : 手の温もりを感じ、ハッ、とする。

[メイン] 冷泉麻子 : ……かすみ……。

[メイン] 宮沢 : ブツブツと聞き取ることができない小声でつぶやく

[メイン] 冷泉麻子 : …………お前に、助けられてしまったな……。

[メイン] 中須かすみ : ……ふふん、助けられてばっかりがかすみんじゃありませんから。
アイドルは誰かを安心させてあってこそ、ですよ

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………」
冷静になり、宮沢の方を向く

[メイン] 冷泉麻子 : 「……おい、大丈夫かお前」
……喋ってる内容、聞き耳できるだろうか

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 冷泉麻子 : ccb<=95 戦車道 (1D100<=95) > 61 > 成功

[メイン] 宮沢 : 「ちがう……何かが違う……」

[メイン] 冷泉麻子 : ………違う……?
…ああ、あれは、そうだな……少なくとも、救いの神では、ないだろうな。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………いや、それよりもだ、かすみ、宮沢」

[メイン] 冷泉麻子 : 冷や汗を流しながら。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………私達は、生きているのか……?」

[メイン] 中須かすみ : つーかなんですあれ?
あの男の人……何かやってますが、眩しすぎです……
かすみんにまさか可愛さ勝負でもしてるんじゃないでしょうね?

[メイン] 中須かすみ : 「……!」

[メイン] 冷泉麻子 : ……かすみの奴、くだらないことを考えているな。

[メイン] 宮沢 : 「……!?なにを言ってるんだ!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 本当に変わらないな。

[メイン] 中須かすみ : 「……それって……一体…?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……これはただの仮説だ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「これが夢なのだとしたら……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「瀕死の夢………ということもあり得る、と私は言いたい」

[メイン] 冷泉麻子 : 数珠や十字架を横目に。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……気のせいだと良いけどな」

[メイン] 宮沢 : 「そういえば…何でこの人達はこんな…」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……さぁ、な」

[メイン] 冷泉麻子 : ……あの邪悪な存在を崇めている理由など、私には分からんが。

[メイン] 中須かすみ : 「……む、それは大変です…」
「かすみんが無くなってしまえば世界の可愛さの半分の喪失とも言えますから!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………」
かすみをじっと見て。

[メイン] 冷泉麻子 : 「プッ」

[メイン] 冷泉麻子 : 思わず吹き出す。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ハハ、そりゃそうだ」

[メイン] 中須かすみ : ……なんて、言ってみますけど…はぁ。
…麻子先輩の言う通りだったら、恐ろしいですね……そんなの、嫌に決まってますし。

[メイン] 冷泉麻子 : 「世界の可愛さの半分の喪失、だな」

[メイン] 中須かすみ : ま、でも…だからといって挫けるのもまたかすみんじゃありませんから!

[メイン] 中須かすみ : 「そーですよぉ、だからかすみん達は絶対この夢から覚めますよ!」

[メイン] 冷泉麻子 : あーあ、本当に全く……いつもは私が助ける側だというのに。

[メイン] 冷泉麻子 : 今回ばかりは、かすみに助けられてばかりだな。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ああ、そうだな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「醒めてやろう」

[メイン] 中須かすみ : ふふ、とその言葉に頷き。

[メイン] 中須かすみ : さて…あの人は一体なんでしょうね

[メイン] 中須かすみ : 青年について目星!

[メイン] GM : なにも

[メイン] 冷泉麻子 : ゾッ!?!?!?!?!

[メイン] 中須かすみ : 悲しいですね

[メイン] 中須かすみ : 「ズバリそこのあなた!」

[メイン] 中須かすみ : ピシッと青年に指差す。

[メイン] ??? : にこりと微笑みを返す

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………」

[メイン] 中須かすみ : 「あなた誰なんですか!」

[メイン] 冷泉麻子 : 危険な予感。

[メイン] 冷泉麻子 : かすみに何かしてきたら承知しないぞ。

[メイン] 冷泉麻子 : 青年を睨む。

[メイン] 中須かすみ : む…あの微笑み方は可愛い仕草ですね

[メイン] ??? : 麻子に睨みがきいたのか、かすみへの視線を外し、他の乗客の方を見る

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………」

[メイン] 冷泉麻子 : ……良かった。

[メイン] 中須かすみ : 「………む?」

[メイン] 冷泉麻子 : かすみが引きずり込まれずに済みそうだ。

[メイン] 冷泉麻子 : 「かすみ、もうアイツは見るな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「飲みこまれるぞ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「それにお前の方が可愛い」

[メイン] 中須かすみ : 視線が外れたことを見て。
……なんです、目がなってないですねえ

[メイン] 冷泉麻子 : 「あんな奴、目じゃないだろ」

[メイン] 中須かすみ : 「……おやおやおやおや!!」

[メイン] 中須かすみ : ぐいっと麻子に近づいて、両手で手を握りつつ。

[メイン] 中須かすみ : 「ふふんそうですよぉ!」

[メイン] 中須かすみ : どや顔&天狗に乗ってる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………」
……まぁ、うん、いいだろう、これで。

[メイン] 冷泉麻子 : とりあえず頭でも撫でておいてやるか。

[メイン] 冷泉麻子 : 無言でかすみの頭を撫でる。

[メイン] 中須かすみ : 「んへっへぇ~~」

[メイン] 中須かすみ : 嬉しそうに、気持ちよさそうに撫でられて。

[メイン] GM : 走行中ですので青年の姿は見えなくなりましたね

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………」

[メイン] 宮沢 : 「なんだったんだろうな…」

[メイン] 冷泉麻子 : ……よし、危機は去った、というわけか。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……さぁ、な」

[メイン] 冷泉麻子 : 「ただ、ロクでもないことは確かだろう」

[メイン] 中須かすみ : 「まあ、ですねえ…」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ほら、かすみ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「確かめるんだろう、さっきの続き」

[メイン] 中須かすみ : 「おっと、そうでした!」

[メイン] 中須かすみ : というわけで~、と強引に宮沢の腕を引っ張って車両を乗り換えようとする。

[メイン] 宮沢 : 「…!ちょっと待った」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………どうした」

[メイン] 冷泉麻子 : ……どうしても行きたくない、といった様子だな。

[メイン] 中須かすみ : 「おや、どうしました?」

[メイン] 宮沢 : 「向こうに駅が見える。列車も減速している気がする」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………む」

[メイン] 中須かすみ : ストップがかかり。

[メイン] 中須かすみ : 「……なんですとぉ!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……駅、か」

[メイン] 冷泉麻子 : 「果たして降りられるのだろうか」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……いや」

[メイン] 冷泉麻子 : 「降りても大丈夫なのだろうか」

[メイン] GM : しばらく経ったところで汽車はある一つの駅に止まる。
車内のアナウンスでは、どうやらここで汽車はしばらく停止するようだ。

[メイン] 中須かすみ : 「…止まりましたね」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………だな」

[メイン] 冷泉麻子 : ……どうしたものか。

[メイン] 中須かすみ : がたん、と列車の揺れにバランスを崩しそうになりつつ。

[メイン] 宮沢 : 「列車内はいつでも移動できるし、せっかくだから少し降りてみないか?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……おっと、大丈夫かかすみ」
体を支える。

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………」
宮沢をじっと見て、少し考え。

[メイン] 中須かすみ : 「おわっと…あ……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ああ、構わないぞ」

[メイン] 中須かすみ : 「えへへ、その…ありがとうございます」

[メイン] 冷泉麻子 : ………行かない、と言ったらおそらくは、宮内は一人で向かうことになるだろう。

[メイン] 冷泉麻子 : 今、コイツがきな臭い現状は変わらん。
動向を把握しておいた方が良いだろう。

[メイン] 冷泉麻子 : と考えながら、かすみの頭を撫でる。

[メイン] 中須かすみ : ちょっと照れを隠したように、慌てて離れて。
……危ない危ない、かすみんが転びそうになったのは隠さないとですね

[メイン] 中須かすみ : 「んん~~……」

[メイン] 中須かすみ : 間延び声を上げながら。

[メイン] 中須かすみ : 駅の看板見てみたいですねえ~

[メイン] 冷泉麻子 : まぁ、私は戦車道をやっているからな。

[メイン] 冷泉麻子 : 急停止など、造作も無い。

[メイン] 冷泉麻子 : 体幹はかなり鍛えられている方だと思っている。

[メイン] 冷泉麻子 : 同じように、駅を眺める。

[メイン] 中須かすみ : それに対して、アイドルをやっているとはいえ。
麻子に比べたらひょろい体。

[メイン] 宮沢 : 「危険がないか俺が先に降りて見てみるから、君たちはついて来てくれ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………」

[メイン] 冷泉麻子 : 「わかった」

[メイン] 冷泉麻子 : ……先導してくれるのだというのなら、好都合だ。

[メイン] 中須かすみ : 「ん~……了解です」

[メイン] 中須かすみ : …心配ではありますが、男の方ですからね。

[メイン] 宮沢 : 「多分こっちの方に…」
駅を降りて小道を進んでいく

[メイン] GM : 数十メートル歩くと湖のほとりに着く。

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………ふむ」

[メイン] 冷泉麻子 : 湖のほとりを一望する。

[メイン] 中須かすみ : 「……ほほう…?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……綺麗、だな」

[メイン] GM : 湖は透き通っており、風もなく穏やかなせいかガラスの床がどこまでも続いているかのような美しさだが、閑散としている。

[メイン] 冷泉麻子 : ……だが、無、だ。

[メイン] 冷泉麻子 : 何も無い。

[メイン] 中須かすみ : 手を望遠鏡のように丸め、湖の一帯をのぞき込もうとしている。

[メイン] 冷泉麻子 : まるであの世だ。

[メイン] 宮沢 : 「白鳥はいないんだな」
ぽつりとつぶやく

[メイン] 冷泉麻子 : 「………白鳥、か」

[メイン] 中須かすみ : 「…白鳥?」

[メイン] 中須かすみ : なんですそれ、といったような目で見つめる

[メイン] 冷泉麻子 : ……その意図を、考える。

[メイン] 宮沢 : かすみの疑問に答えるように

[メイン] 宮沢 : 「なんとなく、ここには白鳥がいそうな気がしたんだよ」

[メイン] 宮沢 : 「でも、いなかった。それだけ」

[メイン] 冷泉麻子 : 生き物のいない空間、というのは……現実でもたまに見るだろう。
湖のほとりに白鳥が付きものだとしても、口に出して疑問に思うことなのだろうか。

[メイン] 中須かすみ : 「……はぁ、なるほど……」

[メイン] 中須かすみ : 納得がいかないような、かといって宮沢さんの直感というものは馬鹿にならないものですし…

[メイン] 冷泉麻子 : 「……しかし、ふむ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「カメラでもあれば、撮りたかったな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「そのくらい、綺麗な場所だ」

[メイン] 冷泉麻子 : じっと湖を眺める。

[メイン] 冷泉麻子 : 目星

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 冷泉麻子 : ccb<=95 戦車道 (1D100<=95) > 7 > スペシャル

[メイン] GM : 麻子は一瞬鳥のようなものを見るが、それは馬のような頭部にコウモリのような羽を持つ見たこともない鳥の影であったような気がする。SANc(1/1d2)

[メイン] 冷泉麻子 : ちょっと待て…私ばっかSANcやってないか…?

[メイン] 冷泉麻子 : 1d100<=52 SANc (1D100<=52) > 91 > 失敗

[メイン] 冷泉麻子 : 1d2 (1D2) > 1

[メイン] system : [ 冷泉麻子 ] SAN : 52 → 51

[メイン] 中須かすみ : 悲しいです

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ん、いるじゃないか、白鳥…… ……!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「───────」

[メイン] 中須かすみ : 「はい?」

[メイン] 宮沢 : 「うん?いたのか…?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「かすみ、宮沢」

[メイン] 冷泉麻子 : 「いない」

[メイン] 冷泉麻子 : 「帰るぞ」

[メイン] 冷泉麻子 : 踵を返す。

[メイン] 宮沢 : 「そうか。わかった」

[メイン] 中須かすみ : そう言われて覗き込もうとする…が。

[メイン] 冷泉麻子 : 「ほら、着いて来い」

[メイン] 冷泉麻子 : 「かすみ!」

[メイン] 冷泉麻子 : 大きな声を出す。

[メイン] 中須かすみ : 「…ぴぃっ!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……す、すまん」

[メイン] 冷泉麻子 : ………む、今のは、良くなかったな。

[メイン] 中須かすみ : 素っ頓狂な声を上げて。

[メイン] 中須かすみ : 「も、もう…わかりましたよぅ」

[メイン] 冷泉麻子 : ……私は、かすみに、あのような悍ましい生命体を見せたくなく……。

[メイン] 冷泉麻子 : ………むぅ、それにしても、説明不足だな。

[メイン] 中須かすみ : ……いつも小声の麻子先輩が…急に、でしたね…

[メイン] 冷泉麻子 : 「……この場から離れた方がいい、ということだ」

[メイン] 冷泉麻子 : 補足説明。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……奇妙な生命体が、奥にいた」

[メイン] 中須かすみ : 納得はしていないが、麻子先輩の気遣いを優先して。

[メイン] 中須かすみ : 「……む、奇妙な……」
もしや、白鳥と見間違えて?

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ああ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「この世のものとは思えない生命体、だ……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「見ない方がいい、絶対に、な」

[メイン] 宮沢 : 麻子が見ていた方をじっと見つめ、つぶやく

[メイン] 宮沢 : 「……あれは?人が…いる?」

[メイン] 中須かすみ : 「……へ?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………あ?」

[メイン] 冷泉麻子 : 振り返る。

[メイン] GM : 五、六人の男が何かを掘るか埋めるか、しているのが目に入る。

[メイン] 中須かすみ : ……見るな、と言われるが。
思わず目に止めて。

[メイン] 宮沢 : 「…!」

[メイン] 冷泉麻子 : ………何を、やっているんだ

[メイン] GM : それを見ると宮沢はその男たちの方へ走って向かってしまう。

[メイン] 冷泉麻子 : 「んなっ……!?」

[メイン] 中須かすみ : 「……なにやって……ちょっ、あっ…宮沢さん!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 宮沢の奇行に、思わず声が出る。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……どうする、かすみ」

[メイン] 冷泉麻子 : 追うか、追わないか。

[メイン] 中須かすみ : 「ど、どうもこうも…追いかけたほうがいいんじゃないですか…?」

[メイン] 冷泉麻子 : 私は、追うべきではないと思う。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………」

[メイン] 冷泉麻子 : 「そう、か」

[メイン] 冷泉麻子 : ……優しいな。

[メイン] 冷泉麻子 : あんな怪しい挙動の男を、それでも信じるか。

[メイン] 冷泉麻子 : 頷き。

[メイン] 冷泉麻子 : 「わかった、行こう」

[メイン] 中須かすみ : 「……あそこで何があるかわかりませんから」

[メイン] 冷泉麻子 : ……その何かで、かすみの笑顔が消えないことを、私は祈るよ。

[メイン] 中須かすみ : …かすみんの可愛さをわかってくれた、友だちの狂行は見過ごせません。
………何があったか、聞かないと…

[メイン] 中須かすみ : そう言って、駆け出していた宮沢さんの背を追う。

[メイン] 冷泉麻子 : 同じく、追う。

[メイン] GM : 宮沢を追うと、なにか作業をしている男達の前に出ます。

[メイン] 宮沢 : 「…君たちも来たのか」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ああ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「"友達"、だからな」

[メイン] 中須かすみ : 「そーですよ、理由もなしに駆けだすなんてこのかすみんが許しませんから」

[メイン] 冷泉麻子 : そういうことにしてやる。

[メイン] 中須かすみ : 腰に手を当てつつ。

[メイン] 冷泉麻子 : ……フッ、かすみは……。

[メイン] 宮沢 : 「すまない。わからないけど、なにか大切な気がしたんだ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………あれがか?」
何かを掘っている男達を見ながら

[メイン] 中須かすみ : 「むう……」
わからない…ですか。
……何か、宮沢さんは……列車のことと言い忘れているものがある…?

[メイン] 中須かすみ : その声に、男たちの様子を見て。

[メイン] GM : 男たちはああだこうだ言いながら、スコップやブラシ、ノミを用いながら丁寧に土をよけて何かを掘り出している。

[メイン] 冷泉麻子 : 目星だ、何を掘り出している

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 冷泉麻子 : ccb<=95 戦車道 (1D100<=95) > 38 > 成功

[メイン] GM : 見るとそれは人間の白骨で、男たちはそれをなんでもない様子で掘り進めている。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………!!」

[メイン] 冷泉麻子 : なんだ、これは……!?

[メイン] 冷泉麻子 : 大切なもののわけ、あるか!

[メイン] 冷泉麻子 : ………いや、違う

[メイン] 冷泉麻子 : 宮沢は、これが、大切だと思ったのだよな

[メイン] 冷泉麻子 : ………仮に、私達が死んでいるのだとしたら……。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………かすみ」

[メイン] 中須かすみ : 麻子の方を見る。

[メイン] 冷泉麻子 : 「あの男達は、骨を掘り出している」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………人間の、な」

[メイン] 中須かすみ : 「………はい?」

[メイン] 冷泉麻子 : 表情を変えずに、そう言う。

[メイン] 中須かすみ : 「…骨………をあんなに熱心に…」

[メイン] 中須かすみ : 男たちに目線を移す。
そんな事を気にしていないように、掘り進めている、

[メイン] GM : ??「おや?見学かい?」

[メイン] GM : 声がした方を見ると、そこに一匹の黒猫が佇んでいる。なんと、猫が人間の言葉を喋っている。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ん」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……んん?」

[メイン] 冷泉麻子 : ………は?

[メイン] 中須かすみ : 「……は、はぁぁぁ???」

[メイン] 冷泉麻子 : さすがに、これには麻子も、驚く。

[メイン] 中須かすみ : 猫を目線を移す。
覗き込む。

[メイン] 中須かすみ : ……いやいや。

[メイン] 冷泉麻子 : 「なんだお前……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「なんだお前……!?」

[メイン] 中須かすみ : 夢だからってなんでもあり過ぎですよね????

[メイン] 黒猫 : 「僕かい?現場責任者ってところかな」

[メイン] 中須かすみ : 「……現場せきにんしゃぁ…?」

[メイン] 黒猫 : 「地層の研究をしてるんだよ。こうして忘れ去られた真実を明らかにしてやるのさ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……忘れられた、真実」

[メイン] 冷泉麻子 : ………ふむ。

[メイン] 中須かすみ : 「……あれが現場っていうんですか、人の骨を…掘ろうとするのが」

[メイン] 冷泉麻子 : ……なんだろうな。

[メイン] 冷泉麻子 : かすみの言葉に、頷く。

[メイン] 黒猫 : 「好きに見学して行くといい。ただし、邪魔だけはしてくれるなよ」

[メイン] 黒猫 : 「僕も作業に戻るよ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「む……そ、そうか」

[メイン] 中須かすみ : 「責任者っていうなら答えてくださいよぉ~!その責任があります!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……かすみ、少し、いいか?」

[メイン] 中須かすみ : 「……むっ」

[メイン] 冷泉麻子 : 小さな声で、話しかける。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……これもまた、私の仮説だ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……今この者達は……死者……それも、行方が消失した者達の骨を、発掘しているのではないだろうか」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………いや、なんだ、妄想に過ぎないのは、わかる」

[メイン] 中須かすみ : 「………」

[メイン] 冷泉麻子 : 「だが……状況証拠として考えると、だ……」

[メイン] 中須かすみ : しかし、その話を真剣な顔で聞いている。

[メイン] 中須かすみ : 麻子先輩のことは信頼しているから。

[メイン] 冷泉麻子 : 「忘れられた真実を明らかにする、のだとしたら……」

[メイン] 冷泉麻子 : ……宮沢の方を一瞬だけチラ見して。

[メイン] 中須かすみ : 「……宮沢さんの記憶が、戻る?」

[メイン] 宮沢 : 「………」
喋る黒猫に気を留めず、掘り出された骨をじっと見つめている。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ああ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「わからない、アイツはそう言ったが……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……この人骨には、何かがある」

[メイン] 冷泉麻子 : ─────そうして、再度思い出す、紙袋の中身。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……女性もののバッグ、か」

[メイン] 冷泉麻子 : ぼそりと呟く。

[メイン] 中須かすみ : ……かすみんは頭が回るわけでもありませんし、正直この状況に振り回されているというのが現状です。

[メイン] 中須かすみ : ……だからこそ、こうやって…自分の考えを…バカな、と蹴られるかもしれないというのに話してくれたということに嬉しさも覚えつつ。

[メイン] 中須かすみ : 「……そうですね、もしかすると…かすみんたちがここに来ている理由もわかるかもです」

[メイン] 冷泉麻子 : かすみに頷き。

[メイン] 冷泉麻子 : 骨を、じっと見る。

[メイン] 冷泉麻子 : 目星

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 冷泉麻子 : ccb<=95 戦車道 (1D100<=95) > 24 > 成功

[メイン] GM : 白骨の腹部にはナイフが引っかかっており、列車内で紙袋を開けている場合、その中から出てきたナイフに瓜二つだと気づく。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………!!」

[メイン] 冷泉麻子 : 的中、だと……!?

[メイン] GM : <医学><考古学>も振れます

[メイン] 冷泉麻子 : 振らせてもらおうか

[メイン] 冷泉麻子 : ccb<=95 天才 (1D100<=95) > 98 > 致命的失敗

[メイン] 冷泉麻子 : 🌈

[メイン] 中須かすみ : 🌈

[メイン] 中須かすみ : せ、せんぱぁい!

[メイン] GM : なにも

[メイン] 黒猫 : 「君たち、邪魔しちゃダメだよ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……!す、すまない」

[メイン] 中須かすみ : 「………むう」

[メイン] 中須かすみ : 麻子の方を見て。

[メイン] 中須かすみ : 「…先輩は頑張ってくれてます、だから…頑張りをかすみんにも…負担させてください」

[メイン] 中須かすみ : ……さっきから、率先して”危険”そうな事は全部先輩がやってくれている。
…それが、もやもやします。

[メイン] 中須かすみ : かすみんだって、頑張れるんですからね!

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………」

[メイン] 冷泉麻子 : ……むぅ、そう、か。

[メイン] 冷泉麻子 : ……少し、過保護過ぎたか。

[メイン] 冷泉麻子 : 私は、かすみのためを思って、これまで私が色々やってきたわけだが……。

[メイン] 中須かすみ : 「……ありがたいですけどねっ」
それくらい、かすみんを”可愛い”って認めてくれていることではあるから。

[メイン] 冷泉麻子 : 逆に言えば、かすみを………

[メイン] 冷泉麻子 : "信頼していない"

[メイン] 冷泉麻子 : ……ということになる。

[メイン] 冷泉麻子 : ………それは

[メイン] 冷泉麻子 : 幼馴染、失格だな。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ああ、そう、だな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「すまない、かすみ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「これからは……お前にも、協力してもらおう、かな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「だが……もし危険を感じたら、全部私に言え」

[メイン] 冷泉麻子 : 「いいな?」

[メイン] 中須かすみ : 「ええ、そうですよ!かすみんだってできま……ふぁい」

[メイン] 中須かすみ : 最初は調子に乗りつつも、途中から圧に押し負けてしまった。

[メイン] 冷泉麻子 : ……ふふ。

[メイン] 冷泉麻子 : 楽しい奴め。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………かすみ、あの人骨、もっとよく調べられるか?」

[メイン] 中須かすみ : 「……やってみます」

[メイン] 冷泉麻子 : 頷き。

[メイン] 冷泉麻子 : 「わかった、それなら、甘えさせてもらおう」

[メイン] 中須かすみ : ……ふふん、あの先輩がかすみんのことを頼ってくれてる…!

[メイン] 中須かすみ : どこか自慢げに。

[メイン] 中須かすみ : <医学><考古学>
これ高校生くらいの知識で適応してくれねェかなァ~~~~~!?

[メイン] GM : いいですよ

[メイン] 中須かすみ : 聖者?

[メイン] 中須かすみ : CCB<=90 高校生くらいの知識(図書館/知識全般) (1D100<=90) > 12 > スペシャル

[メイン] GM : 白骨の性別が男だとわかる。
また、白骨はけして古いものではない。

[メイン] 中須かすみ : 「……むむ!かすみんアイ!」

[メイン] 冷泉麻子 : なんだそれは。

[メイン] 中須かすみ : よーくじっくり、どこかの本で見た知識を思い出して。

[メイン] 中須かすみ : 「……多分、あの人は男の人ですね」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………何?」

[メイン] 中須かすみ : 「そして、新しそうです」

[メイン] 冷泉麻子 : 男、なのか……!?

[メイン] 冷泉麻子 : 「……それは……想定が、狂ったな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「いや、女性もののバッグがあったからてっきり……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ふむ」

[メイン] 冷泉麻子 : ちらりと、宮沢の方を向く。

[メイン] 中須かすみ : 「ふむうう……?」

[メイン] 中須かすみ : 悩むポーズをして宮沢さんの方を向く。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………"アイツ"の、か?」

[メイン] 中須かすみ : まあなんも分かってないんですが。

[メイン] 冷泉麻子 : 小さな声で。

[メイン] 中須かすみ : 「……!」

[メイン] 宮沢 : 白骨を見て青ざめている

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………」

[メイン] 中須かすみ : ばっと、麻子の方を見て。

[メイン] 冷泉麻子 : かすみの方へ向き返す。

[メイン] 中須かすみ : 「……宮沢さん、自体……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……もしかしたら、な」

[メイン] 冷泉麻子 : 「とっくに……お釈迦、かもな」

[メイン] 中須かすみ : …そんなことが、いや……そもそもここに来た時点で……異常事態ばかりだし…

[メイン] 中須かすみ : 「……そんなの、あんまりですよ」

[メイン] 冷泉麻子 : ………ありえなくないんだ、これが。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……あんまり、か」

[メイン] 中須かすみ : 唇をきゅっと。

[メイン] 冷泉麻子 : とことん、同情しているな。

[メイン] 冷泉麻子 : 優しいな。

[メイン] 冷泉麻子 : 私は、そうは全く思わないな。

[メイン] 冷泉麻子 : 女性もののバッグの意味を考えよう。

[メイン] 冷泉麻子 : ふむ。それと、現金30万。

[メイン] 冷泉麻子 : ……なんだか、汚いトラブルの末に死んだような、そんな気がするが。

[メイン] 冷泉麻子 : さて、蓋を開けたら、何が見えるかな。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……かすみ、宮沢、いい加減戻るぞ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「この場所に取り残されては敵わないだろ」

[メイン] 中須かすみ : ……理由が見えません。
その理由がはっきりと悪いもので、そして正当なものであって……初めて。

[メイン] 宮沢 : 「……ああ。俺もなんだか気分が悪くなってきた」

[メイン] 中須かすみ : かすみんは宮沢さんのことを疑えます。

[メイン] 中須かすみ : 「…ですね、そうしましょう」

[メイン] 中須かすみ : ……それまでは、かすみんは自らの友だちを信じます。

[メイン] 冷泉麻子 :  

[メイン] 冷泉麻子 :  

[メイン] 冷泉麻子 :  

[メイン] GM : 汽車の汽笛が聞こえる。
急いで戻らないと取り残されてしまうかもしれない。

[メイン] 冷泉麻子 : 「おっと……!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「走るぞ!」

[メイン] 宮沢 : 「…!まずいな。急ごう!」

[メイン] 中須かすみ : 「あわわ!!ダッシュダッシュ!」

[メイン] GM : 走りながらアイデアをどうぞ

[メイン] 冷泉麻子 : ccb<=70 アイデア (1D100<=70) > 28 > 成功

[メイン] 中須かすみ : CCB<=55 アイデア (1D100<=55) > 32 > 成功

[メイン] GM : 結構な距離を走ったにもかかわらず何故か疲れるどころか息切れをすることもないことに気づく。

[メイン] 冷泉麻子 : …………。

[メイン] 冷泉麻子 : ……?

[メイン] 冷泉麻子 : 私、こんなに体力、あったか?

[メイン] 中須かすみ : 「……ん?」

[メイン] 中須かすみ : 息切れもしない……いつもならこれくらいでばててくるんですが……

[メイン] 中須かすみ : これは…間違いない!

[メイン] 中須かすみ : ランナーズハイって奴ですね!

[メイン] 冷泉麻子 : なーんて考えていそうだな。

[メイン] 冷泉麻子 :  

[メイン] 冷泉麻子 :  

[メイン] 冷泉麻子 :  

[メイン] GM : 3人が汽車へ戻ったところで汽車は停留所を出発する。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……間に合ったな」

[メイン] 冷泉麻子 : 席に座る。

[メイン] 中須かすみ : 「ふぅ、ギリギリでしたね」

[メイン] 宮沢 : 「…そうだな」
変わらず青ざめた様子で席に座る

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………」

[メイン] 冷泉麻子 : ……コイツも、もしや。

[メイン] 冷泉麻子 : 自覚、したというのか……?

[メイン] 中須かすみ : 「……むう~……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……どうしたかすみ」

[メイン] 中須かすみ : 「……いえ、気分が悪そうですから……大丈夫かなと」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ああ、なんだ、なるほどな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「フッ……」

[メイン] 冷泉麻子 : 笑みを綻ばせる。

[メイン] 中須かすみ : 「な、なにゆえの笑いですかぁ~~!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「何でもない、可愛いなって思っただけだ」

[メイン] 中須かすみ : 「勝手に一人で納得するのはNOですよ!」

[メイン] 中須かすみ : 「んぐぅ……ふふふん……」

[メイン] 中須かすみ : 一人で可愛いの悦に浸っている。

[メイン] 冷泉麻子 : 「チョロい」

[メイン] 中須かすみ : 「ん。なんか言いました?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「可愛いって言った」キッパリ

[メイン] 中須かすみ : 「…………」

[メイン] 中須かすみ : 「……まあいいですけどぉ」

[メイン] 中須かすみ : ジト目を続けつつ。

[メイン] 中須かすみ : ……なんか聞き捨てならない言葉を聞いた気がしますが。

[メイン] GM : しばらくするとそこへ袋を持った男がやってくる。
男は宮沢に声をかける。

[メイン] 冷泉麻子 : ……む?

[メイン] : 「顔色が悪いようだが、大丈夫か?」

[メイン] 中須かすみ : 「呼ばれてますよう?」

[メイン] 中須かすみ : 宮沢の肩をぽんぽん。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………」
じっと、宮沢を見る。

[メイン] 宮沢 : 「うん?どうした?」

[メイン] : 「ふむ…とりあえず甘いものでも食べたらどうかな?先ほど駅で買ったこれをあげよう」
鳥の形をしたチョコを宮沢に差し出す

[メイン] 冷泉麻子 : ………なんだ、この男は。

[メイン] : 「気分が落ち着くはずだ。君たちもどうかな?」

[メイン] 冷泉麻子 : 藪から棒に。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ん?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………いや、結構だ」

[メイン] 冷泉麻子 : ……生憎、何かを食べたい気分ではないからな。

[メイン] 中須かすみ : 「…むう~~ん」

[メイン] 中須かすみ : じーっとチョコを見て。

[メイン] 宮沢 : 「ありがとう。頂くよ」

[メイン] 冷泉麻子 : だが、かすみはどうだか……。

[メイン] 冷泉麻子 : ……宮沢は……。

[メイン] 冷泉麻子 : 実験台にしてやるか。

[メイン] 中須かすみ : 「かすみんも大丈夫です~」

[メイン] 中須かすみ : あんまり可愛くないですねこの鳥。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………」
……えらいぞ、かすみ。

[メイン] 冷泉麻子 : 「いや……だが判断基準、可愛いかどうか、か……」

[メイン] 冷泉麻子 : ……やっぱり危ういな……!

[メイン] 宮沢 : 「美味しいですね。これ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ほう?」

[メイン] GM : 宮沢はチョコを食べてしばらくすると落ち着いた様子を取り戻す。

[メイン] 冷泉麻子 : ………なんだ、普通のチョコレートだったのか。

[メイン] 中須かすみ : 「ほえ?……や、よかったですね」

[メイン] : 「口に合ったようで良かった」

[メイン] 冷泉麻子 : まぁいい、私は別に食べたい気分ではないからな。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……落ち着いたか、宮沢」

[メイン] 中須かすみ : 「……というか急にチョコ渡してどうしてきたんです?チョコ配達人とかなんかですか?」

[メイン] 冷泉麻子 : 頬杖をつきながら。

[メイン] 中須かすみ : 見知らぬ男の方を見て。

[メイン] 宮沢 : 「ああ。すまないな。心配をかけてばかりで」

[メイン] 冷泉麻子 : 「ん、いいってことだ」

[メイン] : 「ただのお節介さ」
はははと爽やかに笑う

[メイン] 冷泉麻子 : じっと、男の方を一瞥し。

[メイン] 冷泉麻子 : ……胡散臭いな。

[メイン] 中須かすみ : 「……そうですか、ふむぅ…」

[メイン] 中須かすみ : 奇特な方もいるもんですね…?

[メイン] 冷泉麻子 : 心理学 80

[メイン] GM : わかりました

[メイン] 中須かすみ : かすみんも~

[メイン] GM : sCCB<=80 (1D100<=80) > 52 > 成功

[メイン] GM : 言動に嘘はないように感じる

[メイン] 冷泉麻子 : 「………………。」

[メイン] 冷泉麻子 : ……あくまで善意、なのか。

[メイン] 冷泉麻子 : ふむ、そういう客がいた、というだけの話か。

[メイン] 冷泉麻子 : 少し、あれだな。

[メイン] 冷泉麻子 : 神経質になりすぎていた。

[メイン] 冷泉麻子 : かすみの可愛い横顔でも見て癒されておくか。

[メイン] 中須かすみ : ……うん、かすみんから見て変な所は視えませんね。

[メイン] 中須かすみ : 「……おや、じっと見て…はっ、そうですか…長かった…」

[メイン] 中須かすみ : 感激してたように、ぐっとポーズ。

[メイン] 冷泉麻子 : ………なーにを考えているんだ?

[メイン] 中須かすみ : 「……ようやく先輩がかすみんがどこまでも果てしなく可愛いと気づいてくれたことに…!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「ああ。」

[メイン] 冷泉麻子 : 適当に。

[メイン] 中須かすみ : その返事の適当さに気づかずに、また悦に入って。
むふふふふ。

[メイン] GM : 車掌「切符を拝見」

[メイン] GM : チョコレートをもらってしばらくすると、車掌がやってきて切符を見せるように求めてくる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………ん?」

[メイン] 冷泉麻子 : ……ん?

[メイン] 冷泉麻子 : 切符。

[メイン] 中須かすみ : 「……あ」

[メイン] 冷泉麻子 : ポッケを探る。

[メイン] 中須かすみ : 真っ青な顔になって、麻子の方を見る。

[メイン] 宮沢 : 「切符か」
どこからともなくねずみ色の切符を取り出す

[メイン] 冷泉麻子 : 「……待ってろかすみ、今調べる」

[メイン] : 「ふむ」
同じように取り出す

[メイン] 中須かすみ : 「は、はい…」

[メイン] 冷泉麻子 : ……それが切符か、私も持っているだろうか。

[メイン] 中須かすみ : かすみんもあれと同じの……どこかにないですかね!?

[メイン] :

[メイン] GM : 麻子がポケットを探ると、四つ折りの緑の紙切れが出てくる。紙切れは見慣れない文字とイラストが描いてあるが、見ただけでは理解できない。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……切符、ではないな」
かすみにも見せる。

[メイン] 中須かすみ : 「……んー、そうですね」

[メイン] 中須かすみ : 覗き込むように。

[メイン] 中須かすみ : イラストはどんな感じですかね?

[メイン] 冷泉麻子 : ざっくり目星しちゃうか

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 冷泉麻子 : ccb<=95 戦車道 (1D100<=95) > 85 > 成功

[メイン] GM : 切符は真ん中に点線があって、右と左が同じ内容のため、二人分なのではないかと推測できる。しかし、イラストを見る限り二枚どちらも使うには、何か対価が必要なようだ。

[メイン] GM : <INT*5><ギリシャ語>で他の情報が出ます

[メイン] 中須かすみ : おとなしくアイデア振りますよ~~~~

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 冷泉麻子 : じゃあ私は天才で代用だ

[メイン] 中須かすみ : CCB<=55 (1D100<=55) > 69 > 失敗

[メイン] 中須かすみ : おわァ~

[メイン] 冷泉麻子 : ccb<=95 天才 (1D100<=95) > 35 > 成功

[メイン] GM : なにも

[メイン] 冷泉麻子 : 🌈

[メイン] GM : 切符は真ん中に点線があって右と左が同じ内容のため、二人分なのではないかと推測できる。また灰色の切符とこの切符は行き先が違うようだ。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………むぅ」

[メイン] GM : ギリシャ語でこう書いてある
「この切符はどこへでも行ける目覚めの切符。
どなたでもご使用になることができます。
一人目は無料。ただし、二人目使用の場合はあなたから追加料金を頂きます。」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……何……?」

[メイン] 冷泉麻子 : GM、この緑の切符はこれしかないのか

[メイン] 中須かすみ : よく内容が読めないのでぼけーっと文字とイラストを眺めている

[メイン] GM : 宣言がないので今はこれ1枚ですね

[メイン] 中須かすみ :

[メイン] 冷泉麻子 : はぁなるほどな、かすみのポッケにもあるのか

[メイン] 中須かすみ : ぼけっとしていたが、あることを思いつく。

[メイン] 中須かすみ : …麻子さんに1枚、ならかすみんのものにも?

[メイン] 中須かすみ : ポッケを探ります

[メイン] GM : 麻子と同じ緑の紙切れを見つけました

[メイン] 中須かすみ : 「…あ、ありました!」

[メイン] 中須かすみ : 持って掲げる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「おお……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「それなら良かった」

[メイン] 中須かすみ : 「何に使うかわからないんですが」

[メイン] 冷泉麻子 : 「車掌さん、この切符でいいか?」

[メイン] 冷泉麻子 : 緑の切符を見せる。

[メイン] 中須かすみ : …はっ、なるほど!

[メイン] 中須かすみ : 慌てて車掌に切符を見せる。

[メイン] GM : 車掌「おや。緑の切符ですか。それなら今はまだ結構です」

[メイン] 冷泉麻子 : 「む……そう、なのか」

[メイン] GM : 車掌「それではごゆっくりどうぞ」

[メイン] 中須かすみ : 「ふむう……」

[メイン] 中須かすみ : 緑、灰色……

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ああ」
緑の切符を仕舞う。

[メイン] GM : 宮沢と男が緑の切符を見て口を開く

[メイン] 中須かすみ : ……もしかして、もしかして。
…宮沢さんと、私たちの行き先は……別?

[メイン] 宮沢 : 「その切符はお前専用のものだ。誰にも渡すんじゃないぞ」
じっと2人の目を見ながら真剣に

[メイン] 冷泉麻子 : 「! む、そうなのか」

[メイン] 中須かすみ : 「んぇっ」

[メイン] 中須かすみ : 「……これ、切符って事以外になにか知ってるんです?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………」
宮沢をじっと見る。

[メイン] 中須かすみ : ひらひらと切符を持つ。

[メイン] 宮沢 : 「いや、ただ安心しただけだよ」

[メイン] GM : そういう宮沢は、深刻そうな顔をしているが、どこかホッとしているようにも見える。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………………?」

[メイン] 冷泉麻子 : 首を傾げる。

[メイン] : 「ふむ。緑の切符か」

[メイン] 中須かすみ : 「………?」

[メイン] 中須かすみ : 麻子と同じ方向に首をかしげる。

[メイン] : 「アグニカ・カイエルの魂を感じる。ぜひ譲ってほしいものだ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「何言ってんだお前」

[メイン] 中須かすみ : 「(^^)?」

[メイン] GM : 2人はPOW*5を振って下さい

[メイン] 中須かすみ : こわい

[メイン] 中須かすみ : CCB<=60 POW*5 (1D100<=60) > 92 > 失敗

[メイン] 中須かすみ : うげ

[メイン] 冷泉麻子 : ccb<=60 POW*5 (1D100<=60) > 98 > 致命的失敗

[メイン] 冷泉麻子 : 🌈

[メイン] 中須かすみ : おわ~~~!!

[メイン] GM : 2人は「この人に切符をあげた方がいいのではないか」という気持ちになってくる。

[メイン] 冷泉麻子 : 嘘をつけ

[メイン] 中須かすみ : 自分を可愛くして精神分析していいですか?

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………」
あげたい……と、思った私がいる。
………いや、いやいや。

[メイン] 冷泉麻子 : 気でも狂ったか、私は。

[メイン] 宮沢 : 「気をしっかり持て!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「!」

[メイン] 中須かすみ : 「………むう……それなら…」

[メイン] 冷泉麻子 : ビクッ!と体が跳ね上がる。

[メイン] 中須かすみ : 「えうっ!?」

[メイン] 中須かすみ : 麻子と同じように、体が跳ねて。

[メイン] 宮沢 : 「おいあんた。チョコレートの件は感謝してるけど、それとこれとは別問題だ」

[メイン] 宮沢 : 「2人に無茶言うのはやめてくれ」

[メイン] : 「ふっ…仕方ないな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………。」

[メイン] : 「諦めよう。しかし気が変わったら声をかけてくれ」

[メイン] 冷泉麻子 : ……庇って、くれた……?

[メイン] 中須かすみ : ……宮沢さん、もしかして……かすみんたちのことを守ってくれた…んですかね?

[メイン] 中須かすみ : …ふふん、ふふふ。

[メイン] 冷泉麻子 : ………宮沢、お前は……。

[メイン] 中須かすみ : やっぱり、友だちですね。

[メイン] 冷泉麻子 : ……私は、分からなくなってきたぞ……。

[メイン] 中須かすみ : にやにやとした顔で宮沢さんを見つつ。

[メイン] 冷泉麻子 : さっきまで疑っていたが……ふぅむ……。

[メイン] 冷泉麻子 : 腕を組み、うんうんと唸る。

[メイン] GM : 2人は切符の確認が終わったあと、まるで意識が遠のくかのように眠りに襲われる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……!……なん、だ……?」

[メイン] 冷泉麻子 : かすみの肩に頭を乗せる。

[メイン] 中須かすみ : 「…………? あ、れ…」

[メイン] 冷泉麻子 : まず、い……意識、が……。

[メイン] 中須かすみ : ことん、とその頭に自らの頭が当たり。

[メイン] 中須かすみ : ……ねむ、けが………

[メイン] 中須かすみ : ………。

[メイン] GM : 気が付けば、電車の車内ではない、真っ白な空間にいる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……うおっ……!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 辺りを見渡す、どこを見ても、真っ白。

[メイン] GM : すると、やや離れた場所から、植物でできた冠を被った美しい顔立ちの青年が静かに近づいてきて、2人の目の前までやってくる。2人は何故か指一本動かすことができない。

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………!?」

[メイン] 中須かすみ : 「……んぁ、ここは…… !!」

[メイン] 冷泉麻子 : うご、け……な、い……!?

[メイン] 冷泉麻子 : それに、あの、男は……!?

[メイン] 中須かすみ : ……眠りから覚めたかと思えば、こんな…しかもあの人…!!

[メイン] 中須かすみ : ……ぬう、ぐうう!!動きません…!!

[メイン] GM : そして、青年はかすみに微笑むと赤いりんごの実を一つ取り出して、かすみの手を取り、それを手の上に乗せる。リンゴは艶があり形も整っており、何よりその甘酸っぱい香りは持っているだけでも香ってくるほど強い。

[メイン] 冷泉麻子 : かすみに、何を、する、んだ……!!

[メイン] 中須かすみ : ………ん、うう…?

[メイン] 中須かすみ : いい匂い、がします……
けど、なんです……これ…?

[メイン] GM : そして、かすみにほほ笑む美しい青年は、かすみのいままで見たどんな人物よりも、美術品よりも美しく、しかしどこかそれがこの世のものとは思えないせいか恐ろしい。SANc(1d3/1d6)

[メイン] 中須かすみ : CCB<=60 (1D100<=60) > 36 > 成功

[メイン] 冷泉麻子 : 1d100<=51 SANc (1D100<=51) > 91 > 失敗

[メイン] 中須かすみ : 1d3 (1D3) > 3

[メイン] 冷泉麻子 : 1d6 (1D6) > 6

[メイン] 冷泉麻子 : おわーー

[メイン] system : [ 中須かすみ ] SAN : 60 → 57

[メイン] 中須かすみ : まずい

[メイン] system : [ 冷泉麻子 ] SAN : 51 → 45

[メイン] 冷泉麻子 : ccb<=70 アイデア (1D100<=70) > 70 > 成功

[メイン] 冷泉麻子 : おわー

[メイン] 冷泉麻子 : 1d10 (1D10) > 3

[メイン] 中須かすみ : ぴったり…!

[メイン] GM : SANcはかすみだけで大丈夫ですよ

[メイン] 冷泉麻子 : 聖者!!!!!!!!!

[メイン] system : [ 冷泉麻子 ] SAN : 45 → 51

[メイン] 中須かすみ : ……っ、この人……まじかで見たら……とても、綺麗で……

[メイン] 中須かすみ : まるで、かすみんよりも………?

[メイン] 中須かすみ : ……いや、そんな…でも、そう思えてしまうような……うう、ぅう……ぐぅ……

[メイン] 中須かすみ : 迷うような、困惑が混じった色の顔で青年を見る。
……自分の自信が揺らぎかける。

[メイン] GM : かすみは思わず叫びたくなるような状態で、この後目を覚ます。

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………!!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「お、おい!かすみ!大丈夫か!」

[メイン] 宮沢 : 「おい!大丈夫か!」

[メイン] 中須かすみ : 「っ、ぅ、ああああ!!!」

[メイン] 中須かすみ : 頭を抱えて、ぶんぶんと振りかぶって。

[メイン] 冷泉麻子 : 「かすみ!!しっかりしろ!!」

[メイン] 中須かすみ : 「かす、みんは……」

[メイン] 冷泉麻子 : 肩をがっちりと掴む

[メイン] 中須かすみ : 「っ…!」

[メイン] 冷泉麻子 : ………それなら。

[メイン] 冷泉麻子 : 「かすみ!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「お前は!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「世界一可愛い!だろ!」

[メイン] 中須かすみ : …かすみんは、…あの人に……負けた……?

[メイン] 中須かすみ : 「……!!」

[メイン] 中須かすみ : ハッとした顔で、見つめ返す

[メイン] 冷泉麻子 : キッと、かすみを見つめる。

[メイン] 中須かすみ : その鋭い目はまるで、そのこと以外は絶対に許さないと言ってくれてるようで。

[メイン] 中須かすみ : 「…あ、あ……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ゆっくり呼吸だ」

[メイン] 冷泉麻子 : ……だから、私は、嫌だった、かすみのこんな姿、見たくなかった。
もう、悲しませたくない……。

[メイン] 中須かすみ : 吸い、吐き。
そのリズムを繰り返して。

[メイン] 中須かすみ : ……ぅ、ぁ……ああ。
…バカなことを、してしまいました。

[メイン] 中須かすみ : 「……世界一可愛いんです、かすみんは!」

[メイン] 中須かすみ : ……一番だって、どんな時でも言ってくれる一番の親友で、幼馴染で、ファンがここにいてくれたんでした。

[メイン] 冷泉麻子 : 力強く、頷く。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ああ!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「お前は可愛いんだよ!」

[メイン] 中須かすみ : 「…えへへ」

[メイン] 中須かすみ : 「ありがとうございます……」

[メイン] 冷泉麻子 : ……ふふ、いつも通りのかすみに戻ってくれたな。

[メイン] 冷泉麻子 : 良かった。

[メイン] 中須かすみ : …かすみんが可愛いのは、間違いなく。
…麻子先輩あってのことだから。

[メイン] 宮沢 : 「さすが幼なじみだな」
安心したような顔を見せ言葉を続ける。

[メイン] 宮沢 : 「また駅に着いたようで今は停車してるだけど…それより、どうしたんだそれ?」
かすみの手の中にあるりんごを見つめる

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ん」
照れくさそうに、頬を掻く。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………?」

[メイン] 冷泉麻子 : かすみの手を見る。

[メイン] 中須かすみ : 「そうですよぉ、このかすみんの幼馴染であることをもっと嬉しがってくれても……ほえ?」

[メイン] 中須かすみ : 自らの持つ赤を見て。

[メイン] GM : かすみの手には謎の人物から受け取ったリンゴが握られている。

[メイン] 冷泉麻子 : ………嫌な感じがする。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……かすみ、お前」

[メイン] 中須かすみ : 「……これ、さっきの…」

[メイン] 冷泉麻子 : 「そんなの、どっかに捨てろ」

[メイン] 中須かすみ : ぞわりと、悪寒が走る。
先ほどのことを思い出したからではないが。

[メイン] 中須かすみ : 「は、はい…」

[メイン] 中須かすみ : その林檎を、汽車の籠に置いて。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………それでいい」
頷く。

[メイン] 中須かすみ : その不気味なまでな赤色を…見て。

[メイン] 中須かすみ : 一応目星します

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 中須かすみ : CCB<=90 アイドル(説得/信用/回避/芸術:歌/目星/聞き耳) (1D100<=90) > 1 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 中須かすみ :

[メイン] 冷泉麻子 :

[メイン] GM : えぇ…

[メイン] 中須かすみ : 来ましたか 揺り戻し

[メイン] 冷泉麻子 : 来たな

[メイン] GM : 夢の中で見たりんごと同じりんごに見えますね

[メイン] 中須かすみ :

[メイン] 冷泉麻子 : 悲しいだろ

[メイン] 中須かすみ : 「むう~……やっぱりあれ、なんだかわかりませんね」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ああ、だな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「だが、少なからずとも……いいものではない、だろうな」

[メイン] 中須かすみ : 林檎を見たが、もう流石に赤いという感想くらいしか出ない。

[メイン] GM : 2人の様子を見ていた宮沢が腹を押さえる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……!!」

[メイン] 中須かすみ : 「……む」

[メイン] 宮沢 : 「…っ!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 咄嗟に宮内の方を向き

[メイン] 冷泉麻子 : 「大丈夫か……!?」

[メイン] 宮沢 : 「すまない。またトイレに行ってくる」

[メイン] 中須かすみ : 同じように、向いて。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……あ、ああ」

[メイン] 宮沢 : 「ああ。ただの腹痛だ」

[メイン] 冷泉麻子 : ………。

[メイン] 冷泉麻子 : トイレ、などではない。

[メイン] 中須かすみ : 「…2度目ですか、……気を付けてくださいよ?」

[メイン] 冷泉麻子 : ……刺し傷だ。

[メイン] 中須かすみ : 宮沢の言う事を信じ切っている。

[メイン] 宮沢 : 「すぐ戻る」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……わかった、私達はここで待っている」

[メイン] GM : 宮沢は2人のいる車両から姿を消します

[メイン] 中須かすみ : 「しっかし……またですか、心配ですねえ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……まぁ、そう、だな……」

[メイン] 中須かすみ : ちらりと行った方向を見て。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………」

[メイン] 冷泉麻子 : 「追いたいのか?」

[メイン] 中須かすみ : 「むむ……さっきと同じことになりそうです」

[メイン] 冷泉麻子 : 「同感だ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……だから、こうして待つ他、私達にやれることはないだろうな」

[メイン] 中須かすみ : 「気持ちとしては、そうなんですけどね~」

[メイン] 中須かすみ : 座席に深く座り込んで。
こくりと頷く。

[メイン] 中須かすみ : …なかなかうまくいかないものです。

[メイン] GM : いつの間にか、あたりは少しずつ暗くなり、星が出始め、車内もやや薄暗くなっていく。

[メイン] 冷泉麻子 : ……いつまで、この汽車に乗り続ければいいのだろうな。

[メイン] 中須かすみ : 「……終わりがそろそろ、近いのかもしれませんね」

[メイン] 冷泉麻子 : あれから何時間経過した……?

[メイン] 冷泉麻子 : 「……そうだといいな」

[メイン] 冷泉麻子 : かすみのおばさんを心配させてしまう。

[メイン] 中須かすみ : 暗くなっていく、車両からそう感じて。

[メイン] GM : ?「おいあんた!」

[メイン] GM : 探索者しかいなかった車両には、十代後半から二十代前半の軽装の青年が一人、いつの間にかそこにいる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………?」

[メイン] 冷泉麻子 : そちらの方を向く。

[メイン] 中須かすみ : 「……はい?」

[メイン] 中須かすみ : 同じように声がした方向を見る。

[メイン] 青年 : 「緑色の切符を持ってるだろ!譲ってくれ!頼む!」
そう言ってかすみの方に歩いてくる

[メイン] 冷泉麻子 : 「断る」
かすみの前に立つ。

[メイン] 中須かすみ : 「は!?藪から棒に何で…………麻子先輩…」

[メイン] 中須かすみ : 突っぱねる前に、自らの前に立つ背を見て。

[メイン] 青年 : 「この切符と交換でもいい!だから…!」
ねずみ色の切符を取り出す

[メイン] 冷泉麻子 : ………………。

[メイン] 冷泉麻子 : この切符を欲しがる理由。

[メイン] 冷泉麻子 : そして、宮沢の、あの反応。

[メイン] 冷泉麻子 : ……決して渡してはならぬものなのだろう、これは。

[メイン] 中須かすみ : 「……ごめんなさい、それは…無理です」

[メイン] 冷泉麻子 : 「ああ、2度目だ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「断る」

[メイン] 青年 : 「その切符がどうしても必要なやつらがいるんだ!」

[メイン] 中須かすみ : 「…これはかすみんが可愛くあり続けるために必要なものですから」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ほう」

[メイン] 青年 : 「どうしても…ダメなのか?」

[メイン] 冷泉麻子 : 心理学 80

[メイン] 中須かすみ : かすみんも!

[メイン] GM : わかりました

[メイン] GM : sCCB<=80 (1D100<=80) > 60 > 成功

[メイン] GM : 嘘は言っていない。なにか事情があるように感じる。
また断り続けると力ずくで切符を奪うかもしれないとも思う。

[メイン] 冷泉麻子 : …………………。

[メイン] 冷泉麻子 : ならば。

[メイン] 冷泉麻子 : かすみの腕を掴み。

[メイン] 冷泉麻子 : 走る。

[メイン] 中須かすみ : 「ぬぇっ!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「逃げよう」

[メイン] 中須かすみ : 突発的にそうされたものの。

[メイン] 中須かすみ : 「…はい!」

[メイン] 中須かすみ : 足を走らせる。

[メイン] 青年 : 「待ってくれ!」

[メイン] 冷泉麻子 : この車両はループする、ならば、利用できる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「断る」

[メイン] 冷泉麻子 : 「渡す気など、毛頭ない」

[メイン] 冷泉麻子 : ……かすみは必ず、家に帰す。

[メイン] 中須かすみ : 「……はい、渡せませんね」

[メイン] 中須かすみ : 一緒に帰るために。

[メイン] GM : DEX対抗させようと思いましたけどオルガに設定されていないので、1d100でオルガより数値が大きかったら逃げられるものとします

[メイン] 冷泉麻子 : ええ…>設定されていない

[メイン] 中須かすみ : まあ…そらそうですか

[メイン] 青年 : 1d100 止まるんじゃねぇぞ… (1D100) > 85

[メイン] 冷泉麻子 : !?

[メイン] 中須かすみ : 高いじゃないですか!

[メイン] 冷泉麻子 : 速すぎだろ!

[メイン] 中須かすみ : 1d100 おらっ (1D100) > 43

[メイン] 中須かすみ : 🌈

[メイン] 冷泉麻子 : 1d100 負けん! (1D100) > 13

[メイン] 青年 : 「俺は止まらねぇからよ…!」

[メイン] 冷泉麻子 : ぐあああああ

[メイン] 中須かすみ : クリティカル使います~~~

[メイン] 冷泉麻子 : 「んなっ!?速い!?」

[メイン] GM : わかりました

[メイン] 冷泉麻子 :

[メイン] 冷泉麻子 : よくやった!

[メイン] 中須かすみ : ……いえ、こんな所で追いつかれるわけには!

[メイン] 中須かすみ : 最初は引っ張られているだけだったけれど、徐々に。

[メイン] 中須かすみ : 自分が引っ張る様に。

[メイン] 冷泉麻子 : 「うおっ……!!……かす、み……!」

[メイン] 中須かすみ : 「……こんな所で、かすみんの可愛いを終わらせませんよ…!」

[メイン] 冷泉麻子 : ……そうか、かすみも……そうか。

[メイン] 中須かすみ : 「先輩も、それを見る責任がありますから!」

[メイン] 冷泉麻子 : 今までずっと、私が引っ張ってきた……面倒を見てきた。

[メイン] 冷泉麻子 : ……だが、そうだよな。

[メイン] 冷泉麻子 : 人は、成長する。

[メイン] 冷泉麻子 : ……ふふ、逆転されてしまったな。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ああ!」

[メイン] 中須かすみ : そうです、いつまでも同じ場所にいるのは…

[メイン] 中須かすみ : ”可愛く”ありませんから!

[メイン] GM : 2人が青年から逃げ回っていると、背後から声をかけられます

[メイン] 冷泉麻子 : 「………!」

[メイン] 中須かすみ : 「………!」
その方を向く

[メイン] 少年 : 「オルガ!」

[メイン] 少女 : 「もういいんだよ。私たちにはこれで十分だから」

[メイン] 冷泉麻子 : 少年に、少女……?
……この男と面識がある、のか……?

[メイン] 中須かすみ : 「……!」

[メイン] 冷泉麻子 : 足を止め、その様子を伺う。

[メイン] GM : 少年少女は腹部から血を流している宮沢を連れています

[メイン] 冷泉麻子 : 「……!宮沢!」

[メイン] 中須かすみ : …面識がある…んですかね…

[メイン] 中須かすみ : 「……え、いったい…!?」

[メイン] 冷泉麻子 : ……お前……無理してでも、私達を、助けに……?

[メイン] 少女 : 「この人、そこで倒れていたんです」

[メイン] 冷泉麻子 : ああ、違った。

[メイン] 少年 : 「知り合いでしょ、あんたたちの」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………うむ……ありがとう、2人も」

[メイン] 中須かすみ : 「……本当ですか!?…それは、わざわざ…」

[メイン] 中須かすみ : ぺこりと頭を下げて

[メイン] 冷泉麻子 : ……それにしても、やっぱり、そうか……。

[メイン] 冷泉麻子 : 傷は、深いな。

[メイン] 中須かすみ : 「……赤い…」

[メイン] 冷泉麻子 : 宮沢の血を見て。

[メイン] 青年 : 「ミカ、アトラ…すまねぇ…俺は…」

[メイン] 中須かすみ : ……そうですか、もしかしなくても……宮本さんは……あの刺し傷が…

[メイン] GM : 青年は少年少女を泣きそうな顔で静かに二人を抱きしめる。すると、どこからともなく大量に海水が車内になだれ込んできて、あっという間に引いていく。

[メイン] 中須かすみ : 「……はっ、んぶっ……!?」

[メイン] GM : 気がついた時には、探索者の髪や服は濡れておらず、三人もまたどこかへ消えている。

[メイン] 冷泉麻子 : 「おぉおっ……!?」

[メイン] 中須かすみ : 「げほっ………消えた……」

[メイン] 冷泉麻子 : 目を閉じ、そしてゆっくり開け。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……あれ……?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……いない、な」

[メイン] 中須かすみ : 水によって濡れるかと思いきや、それがすべて消えて。

[メイン] 中須かすみ : 「…ですね、消えちゃいました」

[メイン] 中須かすみ : …………。

[メイン] 中須かすみ : ……もし、かすみんが、切符を渡していたなら……?

[メイン] 冷泉麻子 : ……そんなことを、考えている顔だな、かすみ。

[メイン] 冷泉麻子 : 「かすみ」

[メイン] 中須かすみ : 「…は、ひゃい」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……確かに、確かにそうだ、気持ちは分かる」

[メイン] 冷泉麻子 : 「可哀想、そう思っただろう」

[メイン] 冷泉麻子 : 「だが、違うぞ」

[メイン] 中須かすみ : 思わず目を逸らす。

[メイン] 冷泉麻子 : 「私の憶測の域をまだ越えていないわけだが……だが、言ってしまおう」

[メイン] 中須かすみ : ……図星だったから。

[メイン] 冷泉麻子 : かすみの目をじっと見て。

[メイン] 中須かすみ : 「……っ、はい」

[メイン] 冷泉麻子 : 息を吸い。

[メイン] 冷泉麻子 : 「死者は、蘇らないぞ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「絶対に、な」

[メイン] 中須かすみ : 「…………」

[メイン] 冷泉麻子 : 「いや、蘇ったとしても、だ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「それはあってはならない」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……それが、摂理なんだ」

[メイン] 中須かすみ : 「……そ、う、ですか……」

[メイン] 冷泉麻子 : ……つらいだろう、かすみ。

[メイン] 冷泉麻子 : 全然可愛くないだろう。

[メイン] 冷泉麻子 : だが、分かってくれ。

[メイン] 中須かすみ : ……当たり前のことです、それは…。

[メイン] 中須かすみ : ……でも、もしって思ってしまったんです。

[メイン] 冷泉麻子 :
カワイクナイ
"死" は、生きていく上で、絶対に、逃れられないのだ。

[メイン] 中須かすみ : ……もし、あの子たちが……戻ってきて。
かすみんのライブを見てくれたなら。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………。」

[メイン] 中須かすみ : ……なんてこと、思っちゃって。

[メイン] 冷泉麻子 : ……本当に、優しすぎて……。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………なら、こうしよう」

[メイン] 冷泉麻子 : 「次、渡したい相手がいたら」

[メイン] 冷泉麻子 : 「私の切符を使うぞ、それでいいな?」

[メイン] 冷泉麻子 : じっと、かすみの目を見る。

[メイン] 中須かすみ : 「……それは…!」

[メイン] 中須かすみ : 顔が歪む。

[メイン] 中須かすみ : 「……そんなの……」

[メイン] 中須かすみ : …麻子さんは自分の事を軽く見てるわけじゃない。
だからこそ、この発言は……私のためってこと、であって。

[メイン] 冷泉麻子 : 「────────かすみ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「そういうことなんだ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「今の」

[メイン] 冷泉麻子 : 「可愛くないだろう」

[メイン] 冷泉麻子 : 「そりゃそうだ、だってな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「自分勝手で、自分のことを見てくれる相手のことを一切考えていないんだ」

[メイン] 中須かすみ : ……ズルいです、ズルいですけど……

かわいくって
"優しすぎて"……輝いてみえます、あなたのことが。

[メイン] 冷泉麻子 : 「私は、私が犠牲になって、かすみを寂しがらせようとしていた……ことになる」

[メイン] 冷泉麻子 : かすみに、柔らかな笑みを見せ。

[メイン] 中須かすみ : 「いえ、いえ!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……だから、かすみ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……ああ」

[メイン] 中須かすみ : 「……麻子さんは、かすみんのことを…思ってくれて……」

[メイン] 中須かすみ : 「…それが、そんなに思ってくれてる相手のことを……かすみんは見れていませんでした」

[メイン] 中須かすみ : その微笑みに、笑みを返して。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……フフ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「わかっているじゃないか」
かすみの鼻を摘まむ。

[メイン] 中須かすみ : 「ファンの事を考えられないアイドルは、アイドル失格ですからね」

[メイン] 中須かすみ : 「んむぅ!?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「そうだぞ、失格になりかけていたんだ」

[メイン] 冷泉麻子 : ぐにぐにと鼻を揺らす。

[メイン] 冷泉麻子 : そうして、パッと離す。

[メイン] 中須かすみ : 「やーめーへーください」

[メイン] 中須かすみ : 「可愛くな…ん、あぅ」

[メイン] 中須かすみ : 「…へへ、ありがとうございます」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ん」
頬を掻きながら。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………かすみ、そろそろ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……これ以上放置すると、宮沢死ぬぞ」

[メイン] 中須かすみ : いつも、見てくれる…ファンは麻子先輩ですから。

[メイン] 中須かすみ : 「…はわわわ!?」

[メイン] 冷泉麻子 : そう言い、赤い血を腹から出す宮沢の方を向く。

[メイン] 宮沢 : 「うぅ……」
腹部を抑え、苦しそうにその場で身を横たえている。

[メイン] GM : 見れば服の上からでもわかるほど血が滲み、さらに傷口を見ようとすれば、そこからとめどなく血が溢れてくる。これは助からないということは、医療の知識がなくても明らかだろう。

[メイン] 中須かすみ : 「……っ!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……………」
宮沢の寄り、しゃがみ、その傷具合を確認。

[メイン] 冷泉麻子 : 首を横に振り。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………分かってはいたが……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「もう、助からない、か」

[メイン] 中須かすみ : その様子を見て、……顔を俯く。

[メイン] 中須かすみ : …直面すると、辛い…ですが。

[メイン] 冷泉麻子 : 無表情ながら、どこか、悲しげな。

[メイン] 中須かすみ : ……もう、宮沢さんは…

[メイン] 冷泉麻子 : ……何やかんやで、彼とは、友人をやってきた。

[メイン] 冷泉麻子 : だから、これが……最後の会話となる。

[メイン] 中須かすみ : …………。

[メイン] 冷泉麻子 : フン、最初から最後まで、ずっときな臭い男だったな。

[メイン] 中須かすみ :            ファン
かすみんを見てくれた、友人……

[メイン] 中須かすみ : ……そっと、近づいて。

[メイン] 中須かすみ : 宮沢さんの手を両手で握る。

[メイン] 中須かすみ : ……痛みが、少しでも和らぎますように。

[メイン] 宮沢 : 「うん…?お前たち、まだいたのか」
青ざめた顔で息も絶え絶えに

[メイン] 冷泉麻子 : 「……行き先が見当たらないもので、な」

[メイン] 宮沢 : 「今、停車してるだろ?降りればいいんだよ」

[メイン] 中須かすみ : 「……そ、そうなんですか!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「そうか、わかった」

[メイン] 冷泉麻子 : 「かすみ、一緒に宮沢を持ち上げるぞ」

[メイン] GM : いつの間にか汽車は小さな田舎の駅のような場所に停止している。ホームに人はおらず、それどころか今は乗客も一人もいない。車両のドアは全て開け放たれ、今ならば簡単に汽車を下車できるだろう。

[メイン] 中須かすみ : 「……! 了解ですよ!」

[メイン] 冷泉麻子 : 「じゃあ左は頼んだ」

[メイン] 冷泉麻子 : そう言い、宮沢の右肩を持つ。

[メイン] 中須かすみ : 言われた通りに逆を持ち。

[メイン] 冷泉麻子 : 「降りるぞ 全員で」

[メイン] 中須かすみ : 「うぉいしょぅ…!」

[メイン] 冷泉麻子 : ……うむ、重い、な。

[メイン] 冷泉麻子 : だが、見捨てて、はい、さよなら、はな。

[メイン] 中須かすみ : 「3人で、出ますともぅ…!」

[メイン] 冷泉麻子 : 私にはできんな、そんな真似。

[メイン] GM : 宮沢は肩で息をしながら、探索者の背後に広がる窓の外の風景を見たかと思うと口を開く。

[メイン] 宮沢 : 「俺を…置いていけ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「何故だ」

[メイン] 中須かすみ : 「んむむ………それは、なんでですか…」

[メイン] 宮沢 : 「ここでお別れだ。向こうから、蠍の火がやってきている」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………………。」

[メイン] 宮沢 : 「でもあれは、偽物。お前達を照らすどころか、身を焼く気だろう。俺は行けない。でも、お前達はもう、夢から覚める時間だ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……そう、か」

[メイン] 中須かすみ : 「……」

[メイン] 中須かすみ : 死者は甦らない…

[メイン] GM : 宮沢はそう言って青ざめた顔をしている。その様子から宮沢の怯えるような何かが迫ってきているのは明らかである。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……じゃあ、これが正真正銘、本当の最後の別れになるわけ、か」

[メイン] 冷泉麻子 : かすみを見て、頷く。

[メイン] 冷泉麻子 : そうして、ゆっくりと、宮沢を降ろし、席に座らせる。

[メイン] 中須かすみ : ……それは…あの子たちだけでなく、宮沢さんも同じで…

[メイン] 宮沢 : 「すまないな…最後の最後まで、迷惑かけたみたいで…」

[メイン] 中須かすみ : 「………」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ん」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……なんだ、その、すまなかった」

[メイン] 冷泉麻子 : 「ぶっちゃけ、私はお前を疑っていた」

[メイン] 冷泉麻子 : 「だから、そんな私を助けようとしてくれたお前には……」

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………まぁ、そんなところだ」

[メイン] 宮沢 : 「はは…あんなものを見たら誰だってそうなるだろ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ふふ、まぁ、な」

[メイン] 冷泉麻子 : 「わかっているじゃないか」

[メイン] 中須かすみ : 「……でも、ちゃんと…麻子先輩は面倒見てくれましたもんね」

[メイン] 冷泉麻子 : 最後だというのに、談笑。

[メイン] 冷泉麻子 : いや、最後だからこその、談笑。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………面倒、か」

[メイン] 冷泉麻子 : 「どうだろうな」

[メイン] 冷泉麻子 : 「少なくとも、かすみはずっとお前のこと、心配してたぞ」

[メイン] 冷泉麻子 : 宮沢を見る。

[メイン] 中須かすみ : 「かすみんはあなたと…会えて良かったですから…」
「…だからその、面倒ではありませんでしたと言っておきますよ!」

[メイン] 中須かすみ : ピシッと、また人差し指を刺して。

[メイン] 宮沢 : 「そっか…ありがとうな」
かすみの方を見て微笑む。

[メイン] 中須かすみ : 「ふふん、アイドルとして当然ですよ、ファンを信じるなんてことは!」

[メイン] 中須かすみ : …少し、声が震えつつも。

[メイン] 冷泉麻子 : 「フッ、アイドルにこんなこと言われるなんて、果報者すぎるだろ、なぁ?そう思わないか?」

[メイン] 中須かすみ : 虚勢を貼るように、声を軽く張り上げて。

[メイン] 冷泉麻子 : 「…………」

[メイン] 冷泉麻子 : かすみの背中を、そっと優しく、撫でる。

[メイン] 宮沢 : 「ああ。本当に、な」

[メイン] 宮沢 : 「……蠍の火がもうそこまで来てる」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ああ」

[メイン] 中須かすみ : 「ええ」

[メイン] 冷泉麻子 : 「……それじゃあ、な」

[メイン] 宮沢 : 「絶対に振り返らずに降りるんだ。いいな?」

[メイン] 冷泉麻子 : 「………ああ、わかったよ」

[メイン] 中須かすみ : 背中に触れた手が、暖かくって。

[メイン] 冷泉麻子 : もう、きな臭くなんかない。

[メイン] 冷泉麻子 : 信じるよ、お前の言葉。

[メイン] 中須かすみ : 「……忠告って訳ですね」

[メイン] 中須かすみ : …信じましょう、友からの言葉ならば。

[メイン] 冷泉麻子 : 「じゃあな、今度はまともな女と会って恋愛しろよな、刺されないように」

[メイン] 冷泉麻子 : そう言い、踵を返し。

[メイン] 冷泉麻子 : 列車の外へ。

[メイン] 宮沢 : 「はは…そうだな」

[メイン] 宮沢 : 「じゃあな」

[メイン] 中須かすみ : 「……今度あったら、特製コッペパンを用意してあげますよ!」

[メイン] 中須かすみ : 顔を見ずに、背中を見せるように立ってそういい切って。

[メイン] 宮沢 : うつむき手を振る

[メイン] 中須かすみ : 走るように、外へと。

[メイン] GM : 一応聞きます
振り返りますか?

[メイン] 冷泉麻子 : フッ

[メイン] 冷泉麻子 : 友の言葉は、疑わんよ

[メイン] 中須かすみ : 信じるって決めましたからね

[メイン] 冷泉麻子 : あれはアイツの遺言さ

[メイン] 冷泉麻子 : 振り返らない

[メイン] GM : わかりました

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 2人が汽車から降りると目のくらみそうなほどまぶしい光に包まれる。

[メイン] 冷泉麻子 : 「………………。」

[メイン] 中須かすみ : 「………ぬ、わ…!?」

[メイン] GM : 次に目を開けたときには、自分がいつも眠っている場所で目を覚ます。

[メイン] 冷泉麻子 : 「……家、か」

[メイン] 中須かすみ : 「………」

[メイン] 中須かすみ : 起き上がって、時計を確認する…。
…夢。

[メイン] 中須かすみ : ふと、……宮沢さんのことを思い出す。

[メイン] 冷泉麻子 : ………もう会えない、というわけか。

[メイン] 中須かすみ : ……。

[メイン] 冷泉麻子 : フン……。

[メイン] 中須かすみ : 夢ではある。

[メイン] 冷泉麻子 : だがそれでも。

[メイン] 中須かすみ : ……悪い夢じゃ、決してなかった。

[メイン] 冷泉麻子 : ……目覚めは、悪くない。

[メイン] 中須かすみ : だってもう、お別れは済ましたから。

[メイン] 冷泉麻子 : だからもう、寂しくはないさ。

[メイン] 中須かすみ : ……なら進もう、毎日を可愛く彩るために。

[メイン] 冷泉麻子 : 道はどこまでも続くのだから。人生という列車は、まだ止まらない。

[メイン] 冷泉麻子 :  

[メイン] 冷泉麻子 :  

[メイン] 冷泉麻子 :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 宴ですわ~!!!

[メイン] 冷泉麻子 : 宴だ~~~!!

[メイン] 中須かすみ : 宴ですよ!!!

[メイン] 冷泉麻子 : 深夜卓ありがとうGM

[メイン] 中須かすみ : なんか…はい…思ったより…掛かってしまいましたね…

[メイン] 中須かすみ : すみません、そしてお二人ともありがとうございます

[メイン] GM : 求められれば立てなくちゃいけないですからね

[メイン] 冷泉麻子 : なんかもう、毎回無茶させてる気がするな

[メイン] 冷泉麻子 : 聖者か?

[メイン] 冷泉麻子 : しかしいいシナリオを見つけてくるものだ

[メイン] 中須かすみ : つよい

[メイン] 冷泉麻子 : 死者をテーマにすると無限にシリアスRPできるからな

[メイン] GM : 適当にピックアップしたんですけど楽しんでもらえたなら良かったです

[メイン] 中須かすみ : 挫けるの多かったからくどいかもなと反省です

[メイン] 冷泉麻子 : 愉しんだぞ

[メイン] 中須かすみ : 楽しかったですよ〜〜

[メイン] 冷泉麻子 : あと私というPCとの相性もなんか良かったな

[メイン] 冷泉麻子 : あっさり遊ぶつもりで来たが、つい燃えてしまった

[メイン] 中須かすみ : かすみんもかすみん出来ましたね何だかんだ

[メイン] 冷泉麻子 : ああ。かすかすだった

[メイン] 中須かすみ : かーすーみーん!

[メイン] 宮沢 : 俺は女に刺されたんじゃなくて、ひったくりを捕まえたら刺されたとだけ言っておく

[メイン] 冷泉麻子 : 🌈

[メイン] 中須かすみ : ええ…

[メイン] 中須かすみ : 思ったよりドラマチックではなかった

[メイン] 冷泉麻子 : なんか、うn

[メイン] 宮沢 : 因みに緑の切符の半券をくれたら死なないですむよ

[メイン] 冷泉麻子 : そうなのか!

[メイン] 中須かすみ : ああそうだ代償と林檎ガキになりますね

[メイン] 冷泉麻子 : 代償はどんな感じなんだ?

[メイン] 宮沢 : りんごはオルガに見つけられるだけのアイテムになる

[メイン] 宮沢 : 大切なものをなくす

[メイン] 冷泉麻子 : 大切なもの、か…

[メイン] 冷泉麻子 : それはそれでつらいな

[メイン] 中須かすみ : そうですね…

[メイン] 宮沢 : もし渡してたら幼なじみの関係を奪う予定だった

[メイン] 冷泉麻子 : うわーーなるほどな

[メイン] 冷泉麻子 : 面白いこと考えるな

[メイン] 宮沢 : いいRPしてたからね

[メイン] 中須かすみ : あーー

[メイン] 中須かすみ : うわ〜〜〜

[メイン] 中須かすみ : き、キツい!

[メイン] 宮沢 : 俺と鉄血勢はみんな生死を彷徨ってるから半券渡せ死なないらしいよ

[メイン] 中須かすみ : ううむ

[メイン] 冷泉麻子 : 鉄血勢はいいよ

[メイン] 宮沢 : 悲しいだろ

[メイン] 中須かすみ : 悲しいでしょ

[メイン] 中須かすみ : まあどっちか救うなら宮沢さんだからなァ…

[メイン] 冷泉麻子 : それはそうだ

[メイン] 宮沢 : それはそう

[メイン] 宮沢 : シナリオでチョコをくれる人と少年少女と青年ってだけで鉄血勢で良いなってなって適当に選びました

[メイン] 宮沢 : 盤面がギャグになってしまったかもしれない

[メイン] 冷泉麻子 : 深夜だからダメだったぞ

[メイン] 中須かすみ : 90%くらいはある

[メイン] 宮沢 : NPC作成するの面倒だからなァ…

[メイン] 冷泉麻子 : それはそう

[メイン] 宮沢 : 一瞬しか出ないキャラを作成するのは面倒

[メイン] 中須かすみ : ピクルーで作るのもまた面倒ですからねぇ

[メイン] 冷泉麻子 : 真面目だな…

[メイン] 中須かすみ : 使い回しましょう

[メイン] 宮沢 : 使い回したいのはいるけど使い回せるシナリオがなかなかね…

[メイン] 冷泉麻子 : 悲しいだろ

[メイン] 宮沢 : それ用に作ってるから

[メイン] 中須かすみ : 真面目ですね…せいぜい強くなってください

[メイン] 冷泉麻子 : これからも卓もっと立てろ

[メイン] 宮沢 : 参加シャンがいるなら立て続ける

[メイン] 冷泉麻子 : ありがたいだろ

[メイン] 冷泉麻子 : 濃厚RPしにやってくる良かったな

[メイン] 宮沢 : たまにどこかの卓に参加して立てられない時は許してくれ(^^)

[メイン] 冷泉麻子 : え~~~~~いいよ~~~~~~~

[メイン] 宮沢 : RP用のシナリオならあるけど…うーんあれはどうしようかな

[メイン] 中須かすみ : むしろすげェ頻度で立ってるんでPLしてるんだって思いました

[メイン] 冷泉麻子 : こわい

[メイン] 中須かすみ :

[メイン] 冷泉麻子 : 私は知っているぞ、CoCのRP用シナリオはロクでもない

[メイン] 中須かすみ : カナリアがあるよ!

[メイン] 冷泉麻子 : ルフィは…死んだんだろ!

[メイン] 宮沢 : 真面目にGMばかりやってるから、ふざけたPLやりたい時もある

[メイン] 中須かすみ : ちょっとアホンダラは気になる

[メイン] 冷泉麻子 : なんだったかな、フィアスコがいい感じにおふざけできるらしい

[メイン] 冷泉麻子 : ルルブ無しでも参加できるみたいだし

[メイン] 冷泉麻子 : 私はまだ行ったことないが

[メイン] 中須かすみ : あーらしいですね

[メイン] 宮沢 : あれ難しそうでなァ…
最初に関係性選ぶみたいだけど変なのになったら演じるのきつそうで

[メイン] 宮沢 : おれはあまりRP得意な方じゃないしさ

[メイン] 中須かすみ : 色んなCOCNPCやってますし行けますよ多分

[メイン] 冷泉麻子 : 変なのになったら団長にすれば



[メイン] 宮沢 : オルガのセリフうろ覚えだろ

[メイン] 冷泉麻子 : ああ。

[メイン] 中須かすみ : タカキも頑張ってるし、俺も頑張らないと!

[メイン] 宮沢 : それオルガじゃなくてライドオンじゃねぇか!

[メイン] 中須かすみ : それはそう

[メイン] 宮沢 : そういえばなにか質問ある?

[メイン] 冷泉麻子 :
ゾ

[メイン] 中須かすみ : あーあの青年って何?

[メイン] 宮沢 : ヒュプノス

[メイン] 中須かすみ : 来ましたね 眠りの神

[メイン] 冷泉麻子 : 夢だからか

[メイン] 宮沢 : 最後に迫ってくる火はクトゥグア

[メイン] 中須かすみ : こわ

[メイン] 冷泉麻子 : 死んじゃうじゃん

[メイン] 宮沢 : 見るとSANc(1d10/1d100)

[メイン] 冷泉麻子 : 死んじゃうじゃんッ!

[メイン] 宮沢 : だから見るなって念を押した

[メイン] 冷泉麻子 : ありがたいだろ

[メイン] 中須かすみ : うわ!ありがとうございます!

[メイン] 宮沢 : エンディング直前にSANcで水を差すのはね…

[メイン] 冷泉麻子 : それはそう
アホンダラアホンダラアホンダラ

[メイン] 中須かすみ : 死んだら悲しいでしょ

[メイン] 冷泉麻子 : あの掛け合いの後おわァァアア~~~!!は




[メイン] 宮沢 : それはそう

[メイン] 宮沢 : https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9796027
制作者のシナリオになる

[メイン] 冷泉麻子 : うわあり!

[メイン] 中須かすみ : うわ!

[メイン] 宮沢 : 各NPCが気になるなら見れば載ってるよ

[メイン] 冷泉麻子 : ありがたい

[メイン] 冷泉麻子 : 脳細胞が死滅し始めてるから寝る

[メイン] 中須かすみ : 助かります〜

[メイン] 冷泉麻子 : ログを楽しみに待つ

[メイン] 冷泉麻子 : お疲れシャン
またね~~~~~~~~~~~~~~~!!!

[メイン] 中須かすみ : 意味深に起床時間を見る

[メイン] 中須かすみ : またですよ〜〜〜〜〜〜〜!!

[メイン] 宮沢 : 卓を梯子したら疲れるだろうなァ…

[メイン] 冷泉麻子 : なぜ知っている?

[メイン] 中須かすみ : こわい

[メイン] 宮沢 : 終わったから立てろっていわれたから

[メイン] 冷泉麻子 : IQ280

[メイン] 中須かすみ : まあかすみんもキャラ見ればわかりますが… >梯子

[メイン] GM : 2人ともお疲れ様でした!
参加ありがとうございました!またね~!!!

[メイン] 冷泉麻子 : またね~~~~~~~~~~~~!!!!111

[メイン] 中須かすみ : またね〜〜〜〜〜〜〜!!